梅雨の晴れ間の快晴、秋のような薄雲が空の青に映える朝、いつものように辺野古へ向かう。
那覇発7:00平和市民連絡会のバスは、いつもの常連さんに、県外からの参加者が加わりほぼ満席。今日も暑い、熱い一日が予想される。
辺野古メインゲートのテントに到着すると、先日東京での集会で使われた色とりどりのバナーが出迎えてくれた。
9:30 一回目の座り込み。
6・23に向けて、やんばるから糸満の摩文仁まで平和行進を続けている宗教者の方々が参加。韓国からのメンバーが、祈りと平和のメッセージを読み上げた。
20分ほどで全員が機動隊に排除され、たくさんのミキサー車や埋め立て資材を積んだダンプが入る。
正午前、2回目の座り込み。
県外から毎月のようにやってきて座り込みに参加する弁護士さん。前日新聞報道で明らかになった、沖縄戦の日本軍最高司令官・牛島中将の辞世の句が、自衛隊ホームページに掲載されていることについて「これまで自衛隊は旧日本軍との繋がりをイメージさせるような事柄は避けてきたが、いまはもうそれさえ気にしなくなった。沖縄だけでなく、靖国神社への公務参拝も平気でやるなど、戦争政策を隠さない。戦争は次の戦争を生み、決して平和にはつながらない」と批判した。
午後3時過ぎ、三回目も40人近くが座り込んだ。
空は、朝のうろこ雲から、生まれたての入道雲のような、夏らしい雲に変わっていた。