強姦救援センター「レイコ」が活動終了 ~ 「あなたは、悪くない」 性暴力被害者に寄り添い続けた28年

 1995年に起こった米兵三人による少女強姦事件を受けて発足した「強姦救援センター・沖縄(REICO/レイコ)」が、今月いっぱいで、28年間の活動を終了する。ずっと求め続けてきた県のワンストップセンターが2015年に開設され、24時間体制で性暴力被害者をサポートする体制ができ、軌道に乗ってきたことから、民間によるボランティア活動のレイコの役割は終わった」としている。

 当時、県内に性暴力被害者を支援する相談機関はなく、レイコでは、この間に延べ4336人の性暴力被害者に寄り添って来た。

 活動終了の締めくくりとして、9月24日(日)にシンポジウムを開催する。

 

 

2023年9月17日リンクURL

薄めても有害は有害 ~ 福島原発汚染水海洋放出止めよう!

 24日(木)は午後五時から県庁前で行われた福島原発汚染水放出抗議集会(リレートーク)に参加した。

 県内の平和、人権、環境保護の市民団体が開いたもので、市民およそ50人が参加して、それぞれの分野から汚染処理水の海洋放出の危険性について、道行人々にリレートークで訴えた。



 

 

 

 「政府は安全性を強調しているが、汚染水にはトリチウムだけでなく、放射能を帯びた様々な化学物質が含まれ、薄めても食物連鎖で人間の身体に入り、蓄積されていく。安全性は誰にも補償できない」

「世界は海によって結ばれており、誰一人無関係の人はいない」

「国は嘘をついた!漁業者の承諾なく汚染水を海に流すことはしないとの約束を反故にした」など。

 集会の途中、最高裁が辺野古埋め立ての設計変更をめぐって沖縄県が訴えていた裁判の棄却を決定したとのニュースが伝えられた。予想はされていたが、国家権力の横暴の極み。福島原発事故への対応と根っこは一緒である。

 この国は、国民を置き去りにして、いったいどこへ行こうとしているのか!

 

 オール沖縄県民会議では、明日「辺野古・関与取消訴訟の最高裁判決への緊急抗議集会を開催する。

日時:8月28日(月)12時15分〜
場所:県庁前県民広場
主催:オール沖縄会議

 

 

 

2023年8月28日リンクURL

続けることで誰かの居場所に ~ フラワーデモ in okinawa 満4年

  性暴力のない社会を訴えて2019年8月11日にスタートしたフラワーデモが、県庁前・県民広場で行われるようになって今月11日で満四年となった。

 毎月同じ日(11日)、同じ時間(午後7時)、同じ場所(県庁前県民広場)、同じ思い(性暴力NO)で集い行われるフラワーデモ。「続けることで誰かの居場所になる」と、呼びかけ人は、5年目のあいさつで述べた。

 最近は男性の参加者も増えている。この日も、開催前に1人の男性が駆けつけ、「スタンディングには参加できないが、主旨に賛同している意志を伝えるため、花を届けたい」と、一房の花束を差し出して去って行った。

 およそ30分間、道行く人々に向かって静かにスタンディング。残りの30分間、参加者同士発言するしないにかかわらず、思いを共有する。

 主催者ではフラワーデモが5年目に入るにあたり、活動を紹介するリーフレットを作成、参加者や道行く人たちに配られた。

<リーフレットから>

 

2023年8月12日リンクURL