沖縄県が世界の恒久平和の架け橋となるように~ 玉城デニー知事が平和宣言 慰霊の日②

 開会を前に、遺族連合会の平和行進団が到着

 慰霊の日は、児童生徒の絵や詩・作文による平和のメッセージや、玉城デニー知事の「平和宣言」がいつも楽しみだ。

<図画作品の部>             <ポスターの部>   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「平和を祈って」          「祈りのヒカリ」

 知念由依さん(天久小5年)     阿波根千芽さん(真志喜中3年)

                               

 式典中は撮影禁止で写真が撮れなかったので、新聞からの映像でご勘弁ください。

<平和宣言(一部抜粋)> しまくとぅば編

 わったー元祖んかい誇りないる沖縄あらんとぅないびらん

わったーや近隣ぬ諸国とぅ交流っしちゃるたみ、信頼関係ぬ仲までぃ積み上げていちゃる歴史ぬあいびーん。わったや平和大切にする精神ぬあいびーん。

わったーや価値観ぬ違げーぬあてぃん互に容認合ぬないる精神文化ぬ継承さっとーいびーん。

沖縄県が世界ぬ恒久平和ぬ架け橋ないるぐとう一緒っし目標んかい向かていちゃびらな。

 岸田総理の来賓あいさつの途中、抗議の声をあげた人がいて、警察につまみ出された。あまりにもお粗末なあいさつに、私も声をあげたい衝動にかられた。総理はじめ衆参議長の形だけのあいさつなどいらない。もっと県民本位の戦没者追悼式典であってほしいと思ったのは、私だけだろうか?

 開会から15分が過ぎても後ろ側の席はがら空きのままだった。

 

 

2024年6月24日リンクURL

弥勒世(平和)を誓う ~ 摩文仁平和の礎にて ’24 慰霊の日 ①

 今年も慰霊の日がやってきた。

<23日に発行された号外~琉球新報・沖縄タイムス>

 愛おしい家族を、理不尽に奪われた悲しみは、例え何年経とうとも、癒えることはない。

 私も父方の祖父と親戚の方々の刻銘を確認して花を供えた。「お爺ちゃん、叔母さん、今年も来たよ!」 

「平和の火」、今年は先ごろの大雨のため点火装置が故障したとかで、火は燈っていなかった。小さなランタンが代わりを務めていた。

 沖縄県立平和資料館。青空に映えて美しい。この澄んだ青空のような平和は、いつ来るのだろうか? 

 あの日、この青い海を埋め尽くしたという米軍艦、またあの悪夢が現実によみがえろうとしている。今度は米軍ではなく、日本軍(自衛隊)が…。

 市民グループの人達が、沖縄各地に強化されるミサイル配備に賛否を問う活動をしていた。「賛成の人もいるんだ!」驚いた。

 

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