今度こそ全県規模の県民大会を! ~ 相次ぐ米兵の性暴力事件に 女性たちが緊急抗議集会

 23年12月からの相次ぐ米軍人による性犯罪と、その隠ぺいに対する怒りもまだ消えない中、またしても事件は起こった!もう発する言葉も見つからない。こみあげてくる怒りで身体が震える。

 フラワーデモ沖縄のメンバーと基地・軍隊を許さない行動する女たちの会は、 昨日(24日)午後7時から県庁前県民広場で女性たちが沈黙のスタンディングと抗議集会を行った。

 30分間沈黙のスタンディングで道行く人たちにアピールした後集会を開き、抗議声明を発表するとともに、「なかったことにさせない」、「被害者をひとりにしない」など、昨年12月の県民大会での思いを改めて確認し合った。

 また、女性たちの間からは、県は発生時点で事件を知りながら公表しなかったことに対し、「前回、国が事件を隠蔽したことと同じ行為だ」と批判の声があがった。県民大会の共同代表で県女性団体連絡協議会の伊良波純子会長は、「今度こそ県議会が主催者となって、全県規模の県民大会を開催するよう求めていく」と決意を語った。

 

 

2025年4月25日リンクURL

バナー・ゼッケンで辺野古の闘い支援  ~ 大阪の女性たちからのメッセージ 4月23日の辺野古

 沖縄中が春霞に包まれたこの朝(23日・水)、辺野古ゲート前は、彩あふれる抗議行動が展開された。

 まさかこの後、新たな米兵による女性への性暴力事件が明らかになるとは夢にも思わなかった…。

 

 彩鮮やかなパッチワークのゼッケンやバナーで、辺野古の闘いを応援し続けてきた大阪の女性たちが、さらに30枚のゼッケンを携えて辺野古へやって来た。 

 力強いメッセージをパッチワークで縫い込んだ見事なゼッケン・バナーは、これまでも辺野古の闘いを励まし、勇気づけてきた。この日は、大粒の雨が降ったりやんだりする中での座り込みとなったが、作者の女性たちと直接交流し、お礼を伝えることが出来て、雨のテント下は華やいだ気分になった。 

 

 バナー制作者の女性は、「自分たちにできることをと、地元大阪で行動して来た。沖縄の皆さんとともに、私たちはあきらめない!勝つまであきらめない!頑張りましょう!」と、力強くあいさつ。

 辺野古へ来れなくても、さまざまなかたちの応援の方法はある。パッチワークのバナー・ゼッケンはその典型的な例の一つとなっている。

 大阪の女性たちと交流のある島袋文子さんも、元気な姿を見せた。 

 また、昼前には東本願寺派の信徒の皆さん30名がテントを訪れ、「3944日も続く沖縄の皆さんの闘いに敬意を表する。この沖縄の現状を来たらしているのは、本土の人間たちの無関心であることを認識している。これから米軍基地など見て回るが、今日ここで見たこと経験したことを、地元にも戻って、広く伝えたい」と決意を語った。

 辺野古の帰り道、ネットのニュース速報で、今年1月と3月に、また米兵による、女性への性暴力事件が起こっていたことを知らされた。

 23年12月からの相次ぐ米軍人による性犯罪と、その隠ぺいに対する怒りもまだ消えない中、またしてもか!もう表現する言葉もない。こみあげてくる怒りで身体が震える。

 

 

2025年4月24日リンクURL