毎年慰霊の日摩文仁へは、友人の車か県が出している無料シャトルバスで来るが、今年はいつも辺野古へ行くグループのマイクロバスでやってきた。追悼式典に出席する高市総理への抗議行動に参加すためだ。
平和祈念公園入口の十字路に抗議の横断幕を掲げ、ここを通る高市総理に一目でも触れ、「沖縄の声」が届けばと願った。

私たちの他にもいくつかのグループが抗議行動を行っていたが、ものすごい警備体制がしかれ、警備の警察官に囲い込まれ身動きが取れない状況になっいた。
総理の車は、確認する間もないほど猛スピードで目の前を通過していった。

式典会場近くのテントでは、断食抗議中のガマフヤー・具志堅隆松さんを激励する参議院議員の高良さちかさんの姿も。
周囲をテントで囲い込み中が見えないようにしつらえられた全戦没者追悼式典会場は、一応誰でも入れるようにはなっているが、安倍元総理の暗殺事件以来、空港の手荷物検査以上に厳しい持ち物を検査されるため、県民に敬遠されるようになり、今年も空席がめだった。
平和の礎の人の多さに「高市人気か!」とのいやな予感は、私の杞憂だったようだ。
会場に入る高市総理に、いつもの作り笑いのような笑顔はなかった。そこは追悼式会場だから当然だが…。

次の日程へのバス出発時刻となったので、残念ながら知事の平和宣言、高市総理のあいさつを直接聞くことができなかったので、新聞の記事で紹介する。 

玉城デニー知事は辺野古基地の問題に敢えて触れず、総理の改憲意欲をけん制。高市総理の発言中には、会場から「戦争反対」や「憲法守れ」のヤジが飛んだと伝える。県民のやむにやまれぬおもいである。
今年も、豊崎中2年生・亀屋琉奈さんの平和の詩の朗読が胸を打った。
「慰霊の日」が、県民のものではなくなっている。かつてのように、犠牲になった家族に思いをはせ、平和であることへの幸せを噛みしめ感謝する静かな慰霊日を取り戻したいと、節にねがう。












