抗議を排除して土砂搬出再開 ~ 死傷事故後の安和桟橋

 防衛局は22日、去る6月のダンプによる死傷事故で中止していた安和桟橋からの辺野古埋め立て土砂の搬出を再開した。

 搬出再開に当たって、民間の警備員がネットでバリケードをつくり、市民の牛歩による抗議行動を排除した。

 事故の原因究明や再発防止のための検証も明らかにされないまま、強引な搬出再開に抗議の声が広がっている。

           <8月23日琉球新報>

 事故原因については、ダンプの運転者からも「搬出の効率を上げるために、本来のルールを無視して、無理にダンプを出そうとした防衛局と業者に問題がある」との批判が出ている。

           <8月9日 琉球新報>

 

 

 

 

 

2024年8月24日リンクURL

県議会に「県民大会」の開催を要請 ~女団協、 米兵性暴力事件で

 県女性団体連絡協議会は、県議会に対し、改めて超党派で抗議の県民大会を開くよう要請した。

 県内の市町村議会でも抗議決議の採択が次々と続いている。米軍や駐日大使などからの明確な謝罪がない中、これまで事件のたびに取り決められた再発防止策が機能していない状態が、このまま今後も続くのではという懸念と不信感が広がっている。

 そのようなことを許さないためにも、是非全県民規模の県民大会を実現させたいものだ。

 

 

2024年7月30日リンクURL

暴風の余波の中で ~ 7月24日の辺野古

 いつもの水曜日、先島地方に接近する台風3号の影響で、風や雨が強まる中辺野古へ向かう。

 辺野古集落が近づくと辺野古側の埋立て地が見える場所がある。護岸に赤土で濁った潮が白波を立てていた。

 

 断続的に大粒の雨が落ちるが、風が強く傘も差せない。安和、塩川からの搬入・搬出が止まっているため、両方の担当の人たちも辺野古へ来てくれたので、悪天候に関わらず、いつもの人数で座り込んだ。

 大分県から一人でやってきた女性。「米兵の性暴力事件が相次ぎ、沖縄の苦悩を思うと、居ても立ってもいられずやってきた。声を上げた少女の勇気に応えられるよう、自分のいる地域でも沖縄とともに声を上げていきたい。共に頑張りましょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一回目の座り込みの後、ゲート前のテントに、韓国からの高校生グループ6名(+引率教師3名)が訪れた。

 平和学習で、南部の戦跡や米軍基地、伊江島なども回ってきたという。

 

 私はこの後次の日程があり、正午前に辺野古を後にしたが、今朝の琉球新報が、その後の様子を伝えていいる。

<7月24日 琉球新報>

 

 

2024年7月25日リンクURL