不屈の座り込み3902日 ~ 3月12日の辺野古から

 今年は戦後80年、新聞もテレビもメディアは毎日のように沖縄戦の記事や特集があふれる。見るのも読むのも苦しい。体験者にとってはなおさらのことだろう。そんな日々が続いている。

 拍車をかけるようにトランプ劇(激)場は日本に軍事費の増強を迫る。増やさないなら米軍は日本を守らないんだって?望むところだ。米軍が日本にいる理由もなくなる。早々にすべての米軍基地をアメリカに持って帰ってくれ! 

 米軍基地が無ければ、このような無駄でバカげた難儀もしなくて済む。

 辺野古へ向かう途中通る開南バス停のイペーの花。いま各地で満開。寝ぼけまなも覚めるような鮮やかな黄色。イッぺー(とても)美しい。

                    辺野古テントのテーブルに活けられたこでまりの花。

 

出来ることなら、米軍基地などと闘うのではなく、このような花々を愛でながら、穏やかに暮らす日々がいい。

 

 

 

2025年3月13日リンクURL

沖縄で もろさわようこさんを偲ぶ会

 沖縄を「もう一つのふるさと」と呼び、「ものごとを考える原点」とした女性史家・故もろさわようこさんを偲ぶ会が、去る1日と2日、南城市にある志縁の苑うちなぁで開かれた。

         <3月11日 沖縄タイムス>

 翌2日は、海が大好きだったもろさわさんが愛し、足しげく通った新原ビーチや百名の地を、みんなで散策し、在りし日のもろさわさんを偲ぶとともに 

 遠く久高島を臨む百名の海岸から、波間に浮かべた花々をお共に、魂のふるさと・ニライカナイへ!へとお帰りになるのをみんなで見送った。

 2日間の偲ぶ会で、参加者一同、もろさわさんが結んでくださった「志の縁」を、改めて確認し合い、その「志縁」の絆を、今後どう広げていくか、語り合った。生誕100年の今年、新たな一歩を踏み出したいと願いつつ…。

 

2025年3月12日リンクURL

沖縄に要らない軍事基地は世界のどこにもいらない! ~ 2月5日の辺野古

 暑くもなく寒くもなく、そんな穏やかな一日の始まり。できれば自宅でのんびり庭の草をむしり、ゴーヤーやオクラの種でも蒔きたいなどと思うのは、贅沢な話だろうか?

 いつもの水曜日(2月5日)午前4時半に起きだして弁当をつくり、那覇・県庁前7時発の貸し切りバスに乗り合わせて辺野古に向かう。

 天気予報は曇りだったが、時折小雨がパラパラと落ちてきた。

 

 今日も朝一は少な目、30人余で座り込んだ。早速機動隊による排除が始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 メキシコから日本の大学に留学中の女性、軍事と暴力について学んでいるという。「皆さんのくじけない長い闘いに敬意を表する。軍事は暴力だ。辺野古に要らないものは、日本にもいらない。世界のどこにもいらない。世界から軍事基地をなくすためにあらゆる国々に働き掛けていく」こうした若い世代の元気な声には上げまされる。

 正午前の2回目は、歩いて工事用ゲートに向かった。

 座り込みの現場・工事用ゲートまでは歩いて20分ほど。道路の両側は埋め立てや皆伐によって、海・山ともに自然破壊が日に日に増している。核も収納できるという辺野古弾薬庫地域は、いまや何倍にも膨れ上がっている。

 二回目は60名余が座り込んだ。東京の大学から卒業前の大学生の一行が参加。多くがこの春から大手の新聞社などで働く予定という。このゼミでは毎年この季節に沖縄研修を行っており、辺野古へもやってくる。

 

 

 

 

 

 2回目の座り込みの後は水曜名物ランチバイキング。今日は人数も多かったので、早々と品切れとなった。

 今日はいつも以上にテント下もにぎやかだった。

 

2025年3月6日リンクURL