12月 辺野古大行動 ~ 埋め立ては まだ1% 私たちはあきらめない!

 昨日(7日・土)は、今年最後の辺野古大行動の日、この冬一番の寒さの上に雨模様のなか800人が集った。

 11時からの集会を前に、韓国や県外から参加の人たちが紹介された。

 韓国から参加した若者たち。「非暴力で米軍基地に反対して何十年も抵抗を続ける辺野古の闘いは、同じように軍事基地に反対する韓国やアジアの人たちを勇気づけている。共に頑張りましょう!」と、持参した寄せ書きを、オール沖縄会議共同代表の高里鈴代さんに手渡した。

また、全国の自治労の青年・女性部の沖縄平和ツアーの一行130人も、全国の仲間の寄せ書きを携えて、集会に参加した。

 11時からの集会では、国会議員、県議団、各島ぐるみ代表が挨拶。多くの登壇者が、沖縄平和賞第一回めの受賞者でもある中村哲さんのことを取り上げ、志半ばの無念な死を悼んだ。

 国会報告では、各議員から「桜を見る会」の税金私物化、公職選挙法違反などで息も絶え絶えの安倍政権ではあるが、その息の根を止めるのは「沖縄」「辺野古」だ!との声が上がった。

 特に、権力を笑い飛ばすことが政治信条という照屋寛徳衆議院議員は「桜を見る会、来年は中止と言っているが、永久に中止してもらおう。そして、代わりにこの沖縄・名護市で、日本一早い桜を見る会を開催することを提案したい。参加資格は 辺野古ゲート前をはじめ、安和や塩川、高江など、沖縄の基地反対への参加経験、あるいは何らかの形で関わっている人とする」などと提案、参加者から大きな拍手が沸いた。

 平和市民連絡会の北上田毅さんが、現在の埋め立て工事の進捗状況を解説、「11月22日の防衛省交渉で、防衛省の担当者は 現在、埋め立てが行われている②-1区域の7割、②区域の1割(10月末現在)と答弁した。それをもとに計算すると、今までに投入された土砂は1.1%にすぎないことになる。

 埋立承認からまもなく6年が経過しようとしているが、当初の防衛局の説明では、5年で護岸工事・埋立工事が終了するはずだった。しかし6年が経過した今も、まだ、1%しか土砂が入っていないということは、このペースでいくと、全ての土砂投入を終えるまでに、60年ほどかかってしまう計算になる。これはもう、実質的には完成が見通せなくなったということでもある。焦っているのは国のほうだ」と説明した。

ただ、「悲観することはないが、楽観も許されない。わずか1%でも環境に大きな影響を与えていることは間違いないし、これ以上進めば、現状回復が難しくなる」と、さらに多くの人が座り込みに参加して、一日も早く止めなければならない」と訴えた。そして、「沖縄県がいまの段階で持っているいくつも権限を厳密に行使すれば、辺野古の工事は止められる」と強調した。

 集会の最後はオール沖縄式頑張ろう!でさらなる団結を誓い合った。

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 辺野古大行動の集会に続いて、午後1時からは、今回3回目となる「辺野古障がい者のつどい」が開催された。

辺野古障がい者のつどいは「戦争は常に障がい者など、弱い立場の者にしわ寄せがいき、さらに多くの障がい者を生む最大の原因となる。

 それだけではなく、今の段階でもすでに福祉や教育の予算が削られ、国を守ると称して多くの税金が軍事費に回されている」として、

「当事者である私たち障害を持つものが、辺野古や安和、塩川などの現場で声を上げていくが大切」と取り組まれている。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

障がい者のつどいは、米海兵隊員としてベトナム戦争に行き、除隊後平和運動に身をささげたアレン・ネルソンさんの戦争体験を語る「歌と一人芝居」など、前段の集会とは一味違ったつどいとなった。

 

 

 

2019年12月8日リンクURL

安和桟橋にカヌー66艇結集 ~ 土砂搬出一年 安和海上大行動&連帯集会

 琉球セメント安和桟橋から土砂の搬出が始まってから1年目の今日(12月3日)、安和桟橋で抗議の海上大行動が取り組まれ、午前11時から連帯する集会が行われた。(安和桟橋は目的外使用、赤土防止条例違反などいくつもの違反、違法を重ね、沖縄県の改善命令をも無視して搬出が強行されている) 

 那覇を午前8時に出発、9時35分安和に到着すると、すでにカヌーが次々と結集していた。集会までにはまだ間があるので、ゲート前での抗議行動に参加。いつもは桟橋構内で控えている機動隊が、今日は前面にでて、規制を始めていた。

 

 それでも、抗議の人たちがゲート前をゆっくり歩くことで、赤土を満載したダンプは、信号が変わるごとに一台しか中に入れない。順法闘争・牛歩戦術が搬入を遅らせる効果を上げている。

 11時、海上大行動&連帯集会開催。次々海に繰り出してゆくカラフルなカヌーが、青い海に映えて美しい。 

 海上にはカヌー66艇、ゴムボート3隻、抗議船一隻の乗員メンバー総勢88名が、

 海上行動に呼応して、岸壁には150人が結集した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 主催者であるヘリ基地反対協の安次富浩さんと、オール沖縄会議の稲嶺進さんがそれぞれ挨拶。いくつもある抗議行動の現場の中でも、一番厳しい行動を強いられるカヌーチームの力強い働きを称えた。

海上からは、カヌーチームの代表二人が、激励に応えてあいさつした。

 この日、大規模な海上行動を警戒して、運搬船への土砂の積み込みはなく、桟橋には他の大型船が接岸していた。

 海上での船による搬出はなくても、構内に赤土を搬入するダンプが絶え間なく出入りし、道路反対側からも赤土の山が見えるほどに積み上げられていった。

 集会は約1時間で終了したが、那覇からバスで参加した私たちは午後もゲート前で行動を続け、午後3時に帰途に就いた。

 

2019年12月3日リンクURL

辺野古ピースキャンドル16年 ~ ある一家族の平和への 思い

 辺野古・キャンプ・シュワブのゲート前で、16年間 毎週土曜日の夕方、キャンドルを灯して、道行く車や米軍兵士たちに、新基地建設反対を訴え続ける家族がいる。

 平和への思いをどう表現するかは、人それぞれ。新基地建設への抵抗は、ゲート前へ座り込む人たちだけでない。週に一回とはいえ、暑い日も、寒い日も、雨の日も、風の強い日も、16年間休むことなく辺野古のゲート前で平和の灯をともし続ける人たちの姿に、こちらも胸が熱くなってくる。基地のゲートを出入りする米兵や、車で通りがかる人たちにも、その思いが伝わらないはずはない。

2019年12月2日リンクURL