今度は抗議行動の現場で死亡事故 ~ 警備員が死亡、抗議行動中の女性が大けが

 何ということだろうか!

 辺野古への土砂を搬出する安和桟橋で、土砂を運ぶダンプに轢かれて警備員の男性が死亡。牛歩戦術で抗議行動をしていた女性が、巻き込まれて骨盤骨折の大怪我をしたという。

 毎週水曜日、一緒に辺野古へ通う私たちの大切な活動仲間である。ゲート前の座り込みで歌のリード役をつとめ、歌のお姉さんと慕われるステキな人だ。手作りのパンやケーキをふるまい、みんなを笑顔にする達人でもある。毎週金曜日には安和にも抗議行動に行っていた。なんということだ!大きな声で泣き叫びたい衝動に駆られる。

 安和桟橋前での抗議行動の様子。土砂を運ぶダンプの前を、牛歩戦術で時間をかけて歩き搬入を遅らせる。ときどき牛歩にいらだち、警備員の制止を無視して突っ込んでくるダンプがある。起こるべくして起こった事故の感がする。

 この事故を口実にして、今後、安和だけでなく辺野古ゲート前や塩川港などでの抗議行動に、規制がかけられるのではないかとの懸念が、広がっている。

 

2024年6月28日リンクURL

他にも米兵の強姦事件 ~ 1月から5月に4件も

 もう発する言葉も見つからない。

 昨日、女性たちが怒りの記者会見をしたばかりだが、今朝の琉球新報一面トップ記事に絶句した。今年1月から5月にかけて、他にも米兵の強姦事件が4件もあったというのだ。県警は、報道発表はせず、姑息にもしれっと犯罪統計に記載されていた。発表しなかったことについて県警は「被害者保護」を理由にしているが、もし12月の事件が公になっていれば、1月以降の事件は起きなかったのではないかと、悔やまれる。

                     <琉球新報 6月28日>

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