師を悼む ~ もろさわようこさん ありがとう!

 またまたブログの更新が滞っているのは、決して怪我(右肩骨折)のためではありませんので、ご心配なさいませんように。でも、怒涛のような3週間近くの日々であったことは確かです。

 閏2月29日未明、沖縄との関りも深く、私にとっては人生の恩師ともいえるもろさわようこさん(99歳)が亡くなり、50年近く沖縄でのもろさわさんと身近に接して来た者として、メディアの取材攻勢やお別れ会の対応、気持ちの整理に追われてのことでした。

 まだまだ振り返る気持ちの余裕はありませんが、新聞等で取り上げられた関連の記事を紹介して、遅ればせながら、とりあえずの報告とさせていただきます。

<3月1日 琉球新報>

 また、今年の3・8国際女性デーでも、もろさわさんのこれまでの活動が話題として全国的に取り上げられたのも、彼女が、市井の女性たちに与えた影響の大きさが認知されていることを確認することが出来、嬉しいことでした。

 ご本人の意志により、いわゆる告別式は行われなかったのですが、ごく身近な人たちだけで、お別れの会が、もろさわさんが最後をお過ごしになった神奈川県川崎市で、3月6,7日ささやかに執り行われました。

 後日、関りの深かった沖縄、高知、長野の地で、それぞれ関係者による「しのぶ会」が行われることになっています。

 

 

 

 

2024年3月18日リンクURL

今年初めてのフラワーデモ IN OKINAWA

 フラワーデモの広がりで性暴力への社会的関心が高まったが、性暴力事件は後を絶たない。

 昨年暮れは沖縄でも南城市長のセクハラが告発された。先週は知名度の高いお笑いタレントの性暴力が明らかになった。いかにはびこっているか、その根の深さは計り知れない。

 今月も午後7時から県庁前の県民広場で20人余が手に花を持ち、静かにスタンディング、「性暴力 NO」を訴えた。

 

2024年1月11日リンクURL

強姦救援センター「レイコ」が活動終了 ~ 「あなたは、悪くない」 性暴力被害者に寄り添い続けた28年

 1995年に起こった米兵三人による少女強姦事件を受けて発足した「強姦救援センター・沖縄(REICO/レイコ)」が、今月いっぱいで、28年間の活動を終了する。ずっと求め続けてきた県のワンストップセンターが2015年に開設され、24時間体制で性暴力被害者をサポートする体制ができ、軌道に乗ってきたことから、民間によるボランティア活動のレイコの役割は終わった」としている。

 当時、県内に性暴力被害者を支援する相談機関はなく、レイコでは、この間に延べ4336人の性暴力被害者に寄り添って来た。

 活動終了の締めくくりとして、9月24日(日)にシンポジウムを開催する。

 

 

2023年9月17日リンクURL