瞬く間にゴールデンウイークも終わりり、5月も半ばに差し掛かる。今年は特に、大型連休と騒がれたが、飛行機、ホテル代ともにコロナ前と比べてとてつもなく高くなり、我等のような年金生活者にはとても手が出ない。結局どこにも出かけることが出来ないまま終わってしまった。
やってきたのは、水曜日の辺野古ゲート前。行楽とは程遠いが、これも結構遠出ではある。
ヘリ基地反対協議会の安次富浩さん。20数年も前から浜のテントで闘い続けるつわものである。
日々埋め立てられる辺野古海を目の当たりにしつつ、それでも「我々は決してあきらめない。辺野古・大浦湾を環境と平和を学ぶ海浜公園にするという、私たちの理想の実現に向けて頑張ろう!」と激を飛ばした。
大浦の海に投げ入れられているグリ石を運ぶダンプ。海面から90メートルのマヨネーズ地盤に飲み込まれるように消えていくこれらを、一体どれほど放り込めば、陸地ができるというのだろうか。
道路向かいの木々の間では、人間同士の虚しい攻防を見守るかのように、いじゅの花が咲き出した。
メインゲート前のテントに戻ってくると、水の差し入れが、今日も届いていた。「座り込むことはできないが…と、2ℓと1・5ℓのペットボトル13ケースの飲料水を、もう何年も毎月届け続ける奇特な方がいる。誰にでもできることではない。頭が下がる。有難い。
こちらも、水曜日ならではのかき揚げとゴーヤーのてんぷら。朝6時には家を出てくる那覇からの腹ペコ早朝組には、ことさら有難い差し入れである。
そういえば、今日5月8日は「ゴーヤーの日」だった。