夜、どこからともなく漂ってくる甘い香りに誘われ出でて
その在りかを求めて、ウロウロすることもある 夜来香(エイライシャン)。
余り目立つ花ではないので、
夜は香りで所在を確かめられますが
香りがたたない昼間は、なかなか見つけられません。
今日はたまたま他の花に目を留めて
写真を撮ろうと近づいたら、夜来香の香りに気がついた。
夜来香(エイライシャン)という名前もなまめかしいが
香りはさらになまめかしい。
まさに化粧した美しい女性を連想する。
ただし、遠くから漂ってくる甘い香りは奥ゆかしいが
家の庭にあると、あまりに香りが強すぎて
ニオイに敏感な人は頭が痛くなるので要注意です。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」とは
このことか?
エイライシャンという名前は他にも
いくつかの花に付けられているようで、
写真の花は、正確には厚葉夜香木というのだそうです。
夜来香のとなりで負けじとニオイバンマツリが咲き誇っていました。
やはりいい香りのする花です。
近くの公園では