国政に沖縄の声を!~参議院議員選挙

安倍総理がついに本音を言った!と
今日の新聞は伝えている。
つまり、選挙に勝てば、憲法9条を変えると明言したのだ。

自民党圧勝!というマスコミの選挙予測に気をよくしたのだろう。
まだ国民の多くが反対している9条の改正は
選挙の焦点になったらまずいと、トーンダウンしていたが

もう大丈夫と、ついに本音が出たのだ。

沖縄は怒ってるゾ!

沖縄は怒ってるゾ!

 

若者よ!
憲法9条が改定され、自衛隊が国防軍となれば
少子化の中で徴兵制は必然となる。

若者よ!
21日に選挙に行くか!
数年後に戦場に行くか!

決めるのは、あなたたちだ!

防衛長官でもあった石破自民党幹事長が、「自衛隊」と「国防軍」の違いは何か?と問われ、自衛隊は戦地に行くことを拒否できるが、国防軍は拒否することは絶対にできない。                    また、国防軍には、軍法会議を設定し、「死刑」や「懲役300年」もある。と、発言したとも 新聞報道は伝えている。

両方をの発言を合わせれば、徴兵拒否、あるいは、戦場へ行くのを拒否すれば、軍法会議という密室で裁かれ、「死刑」あるいは「懲役300年」もありうるということに他ならない。

これはもう戦前どころか、明治時代に回帰しようとしている。
彼らが謳う「美しい日本」、「強い日本」とは
お国のために命をささげる美しい心と勇気を持った強い若者(国民)
ということなのだろう。

安倍総理はじめ現在政治の中枢を握る彼らに、戦争体験はなく、
去る大戦で死んでいった数百万の戦死者の痛みなど
微塵も感じ得ていない。

沖縄戦全犠牲者の名前が刻まれた「平和の礎」

沖縄戦全犠牲者の名前が刻まれた「平和の礎」

ましてや、日本の端っこに遠く離れた沖縄の人々が受けた
地上戦の悲惨など想像だにできないであろうし
知るつもりもないであろう。
なぜなら、自らは戦場に行かないでいい身分と知っているから。

選挙が終わったら、普天間基地のオスプレイを
さらに12機追加配備するという。

オスプレイ配備に抗議、基地ゲートに座り込む

オスプレイ配備に抗議、基地ゲートに座り込む

 

 

沖縄の自民党も含めて、全市町村長、議会議長が
配備に反対しているにも関わらず、である。
沖縄の意志は完全に無視されている。

この状況下で行われる参議院議員選挙
自民党の全員当選を阻む可能性が残されているのは「沖縄」だけだと 全国から悲痛な声が寄せられている。

 

7月15日付の琉球新報に掲載された矢崎泰久氏の投稿(抜粋)

安倍政権は目下暴走中であり、これにストップをかけなくては、日本の未来は真っ暗である。アベノミクスの三本の矢が毒矢であるということに、国民はそろそろ気づいてほしい。

福島もまだ終息のめどさえ立っていないのに、原発は安全だとだましてまで、外国に輸出しようとしている。原発から出る核廃棄物の処理に3万年かかるというのに知らん顔だ。

TPPに参加するならば、日本の農業は壊滅するであろう。多国籍企業モンサントの遺伝子組み換え種子が氾濫して私たちの食と命を危険にさらす。まったく目を覆いたくなる。

もし今回の参院選で奇跡が起こるなら、沖縄発の変化しかない。現在の日本にあって唯一の希望を沖縄に託すしかない。未来のためにも。

 

そのわずかな灯をかざしている
沖縄からの全国比例候補者に応援をお願いします。

「山シロ博冶」さんです。

全国比例候補 「山シロ博冶」さん

全国比例候補
「山シロ博冶」さん

 

昨日、「山シロ博冶」さんの応援集会がありました。

めったなことでは男をほめない辛淑玉さんが
東京で「山シロ博冶」を応援する「勝手連」を立ち上げ
ボランティアで全国を走り回って応援しています。

「山シロ博冶」さんについて知りたい方は
 下記の動画をご覧ください。

 

「山シロ博冶」さんへの辛淑玉インタビュー№5「今度の選挙は日本国民一人一人の問題」

http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=mGfxmSrIkTw

 

6月7日、辛淑玉さんの山シロ博治応援スピーチ 「山シロ博治」は女の人生の邪魔にならない

http://youtu.be/bMWX9sOpdLM

 

 

 

2013年7月19日リンクURL

日本は、本当に民主主義の国か?

と、つくづく思う。
その最たるものが選挙の投票率の低さである。

ゴールデンシャワー

ゴールデンシャワー

50%前後の投票率で
得票率25%の政党が、圧倒的な議席を獲得してしまう
今の選挙制度にも大きな問題があるが、

それも、国民の政治への無関心(つまり選挙へ行かない)が生んだ 結果である。

時の為政者にとって
国民(住民)の政治的無関心ほど都合のいいものはない。
自分たちのしたい放題の政治ができるからだ。

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まさに今の安倍政権がそれである。

有権者の50%の、さらにその25%~30%(得票率)だから,わずか20%程度の支持しかないのに政権を握り
原発を再稼働し、憲法を変え、TPPをおしすすめようとしている。

 

参議院選挙が目前である。
このブログを読んでいるあなたは選挙に行くのだろうか!
それとも行かないのだろうか!

選挙に行かないという人は、大抵こう言う
「誰に入れても同じ」 「入れたい人がいない」 「支持する政党がない」
「そんなの私と何の関係もない」

そういう人は、政治・行政に関してはあなた任せ、・お役所がいうことすることに
一切文句も、異議も唱える資格はないと、私は思う。

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一方で、裁判をしてまで選挙権を獲得した人たちがいる。精神的な疾患などで、成人後見人がついている方々は、これまで選挙権が認められず、投票ができなかった。

それは、「憲法違反である」と訴え続けて、この程、選挙権が認められることとなり、この参議院議員選挙から投票ができることになったのである。

自らが持つ権利が、いかに大切なものか!理不尽に奪われた者は、その価値を知っている。「権利の上に眠るものは、その権利を失う」と、先人は教えている。

投票に行こう!その一票が、政治を変える力となる!

私たちも投票に行くシーサー

私たちも投票に行くシーサー

 

2013年7月17日リンクURL

辺野古沖でジュゴン確認

11日付琉球新報から

 

 

国が、普天間基地の代替施設の建設予定地として

埋め立てを申請している辺野古・大浦湾の近くで

11日、悠然と泳ぐジュゴンの姿を、地元テレビ局が映像でとらえた。

 

国指定の天然記念物でもある野生のジュゴンが生息する

貴重な海を埋め立てて、武力行使のための基地を作ろうとしていることに

ジュゴン自らが抗議しているかのようである。

 

埋め立てのための環境アセスメントで、

「辺野古沖のジュゴンのえさとなる重要な藻場を埋め立てるのか?」

という環境保護団体の意見書に対して、

国は、「調査の結果、埋め立て予定地でジュゴンは確認されていない」と

繰り返し主張している。

 

しかし、重要な節目節目でジュゴンはたびたび姿を現し、

今回も、国が、埋め立てに反対する沖縄県知事に

埋め立ての認可申請を出し、

広告縦覧(広く県民の意見を聞くための閲覧)の期間中に

「私は、ここにいるよ」とばかり姿を見せた。

この海を殺していいのか!

この海を殺していいのか!

 

 

 

 

2013年7月12日リンクURL