今日(4月24日)の辺野古~広がる沖縄への共感

全国紙の世論調査で辺野古に対する
安倍政権のやり方に賛成できないという人の割合が55%となり、辺野古の埋め立て賛成25%(朝日新聞)を大きく超えたという。(毎日は53%対34%)

そのことを示すように
今日(24日)の辺野古へは、県外からの団体の支援者が
相次いだ。

また、辺野古基金への寄付も立ち上げからわずか2週間で8,978万円に達したと発表された。

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海外メディアの関心も高まり
世界中に情報発信するアルジャジーラが,昨日から大浦湾を取材中とのこと。先週、先々週は韓国のKBC、イギリスのBBCの取材班も辺野古を訪れた。

島ぐるみ会議のバスで辺野古へ到着した私たちは
今日はまず第三ゲートに向かい、海上で抗議行動を展開するカヌー・辺野古ブルーと抗議船・辺野古レインボーへ声援を送った。

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この日は波が荒く、二つのスパット台船に作業員の姿はなく、海上での調査作業は行われなかったようだ。

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第三ゲートから、第二ゲートの座り込みテントに歩いて戻る途中の沿道には、やんばる特有の植物たちの息吹が豊かに感じ取れる。野生のクチナシ、野イチゴ、野生ラン、そして高速道路沿いにいじゅの花も咲き始めた。

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ゲート前行動のリーダー・山城博治さんの病気療養の報に
「残された自分たちが頑張らねば!」と
ここ数日ゲート前に座り込む人たちの数が増えている。

博治さん本人に代わって似顔絵が、人々を迎え励ます。

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誰かが、「博治さん、ここへ帰ってくるんだよ!」と
座り込みテントに幸せの黄色いハンカチを掲げた。

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不屈のゲート前24時間座り込み292日

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辺野古漁港前のテント村は4000日を超えた。

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2015年4月25日リンクURL

ラムサール登録湿地 慶良間全域に拡大

<琉球新報 23日朝刊より>

環境省は22日、国際的に重要な湿地保護を目指すラムサール条約に登録されている慶良間諸島海域について、登録面積を約23倍に拡張するなどの方針を中央環境審議会の自然環境部会に報告した。

ラムサール 拡張される登録区域

353ヘクタールから座間味、渡嘉敷両村のほぼ全域となる8290ヘクタールに広げる。  昨年3月の慶良間諸島の国立公園指定を受けたもので、5月末にも正式登録される。

慶良間海域は拡張により、国内では琵琶湖(6万5984ヘクタール)、尾瀬(8711ヘクタール)に次ぐ3番目の登録面積になる。

2015年4月23日リンクURL

浜下り(旧暦3月3日)

昨日21日は、旧暦3月3日。
沖縄では、女の子の節句というより「女性の日」と言った方がいいかもしれません。

この日(渡嘉敷では4日)に浜に降り、潮水を踏むと穢れを払い健康に過ごせるという言い伝えがあります。
1~3日は大潮でもあり、絶好の潮干狩り日和りになります。

私も昨日は田舎(渡嘉敷島)に帰り、実に20数年ぶりの潮干狩りをしてきました。

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旧暦3月の大潮は
普段の引き潮では現れない干潟が浮上し、
渡嘉敷港の入り口にある「ぐすく」が年に一度陸続きになります。

イノウと呼ばれるサンゴ礁の干潟にできる潮溜まりに多様な海の生き物を見ることができます。

 

アマンナがいっぱい。巻貝のことをンナと言います。美味しいのとまずいのがあって
おいしい貝にはアマンナと言っていました。

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シャコ貝大きい!ヒトデも色鮮やかだ~!
うにもサンゴ礁のくぼみに身を隠しています。
トントンミー(トビハゼ)もはねまわっていたけど、カメラでは捕まえられなかった~!

DVC00084.JPGタカラガイ発見。生きたタカラガイを見たのは何十年ぶりでしょうか!
昔々、お金の代わり使われていたため「宝貝」と呼ばれているそうです。

サンゴです。まだ私の握りこぶしくらいの大きさ。
辺野古で、許可区域外に投入されたトンブロックがサンゴ押しつぶし、
でも、「まだ小さく、サンゴ礁にはなっていないので破砕しても問題はない」と沖縄防衛局がうそぶいているサンゴとは、こういうサンゴたちのことです。

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「大人を傷つけるのはいけないけど、子どもはつぶしても大丈夫」と言っているようなものです。赤ちゃんから大人に成長するのですから、子どもがいなくなれば、いつか大人もいなくなるのです。

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今日の収穫。アマンナにタカラガイ、ツノガイ、そしてナマコの一種ですが、本名は分かりません。

貝はアーサを入れて味噌汁に。ナマコもどきは炒めてニンニクたっぷりの甘辛醤油味で頂きました。私が子どもの頃はこれが日常の食卓でした。海の恵み、山や田畑の恵みで自給でき、お金で買う食べ物はごくわずかだったのです。

すべて渡嘉敷島産です

すべて渡嘉敷島産です

 

自分たちがいただく前に、必ずご先祖様にお供えします。

翌4日はサングヮチアシビ(3月遊び)。かつては、日頃家業や家事、育児に忙しい女性たちが、誰にも遠慮することなく、歌舞音曲を奏で、芝居見学、舟遊びなどおおっぴらに遊ぶことが許された日だったそうです。

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今は、村中の人たちが浜に集まって、お重を持ち寄り盃をかわしながら、唄ったり踊ったり。この1年に生まれた子どもたちの誕生祝、新一年生の入学祝い、島の学校へ新しく赴任してきた先生方の紹介なども、この場で行われます。

私は、現在喪中で華やかな席は参加を控えているため、10時からハーリーも予定されていましたが、後ろ髪ひかれる思いで午前中の船で那覇にもどりました。

2015年4月22日リンクURL