不当拘留抗議!即時釈放を求める緊急行動

辺野古・高江の抗議行動で逮捕された山城博治さんはじめ3人がいまだ拘留中である。
逮捕自体が不当であるだけでなく、異常な長期拘束は、あまりにも人権を無視したもので、山城さんに至っては、接見禁止という弁護士以外、家族にさえ会えない状況が続いている。

今日(1月16日)正午から、裁判所前で、「不当拘留抗議に抗議し、即時釈放を求める緊急行動」の集会が開かれた。

緊急な呼びかけで、しかも平日の日中にも関わらず、たくさん(主催者発表:400名)の県民が駆け付け、3人の釈放を求めた。

元参議院議員の山内徳信さん。「裁判所は法の番人、権力の番犬になるな!」と、裁判所に向かって抗議。

弁護団長の池宮城紀夫弁護士は、「弁護士生活45年の中で、このような異常な長期拘留は経験がない」と、違法性を訴えた。

日の丸がはためく裁判所。昨年暮れの最高裁判決が出た際に、元裁判官が高江で発言した言葉が印象深くよみがえる。

日本の裁判所は、上級に行くほど低級になる」。その原因は、「最高裁判所の裁判官はときの政権が任命するからである。権力に逆らう裁判官は出世できない(最高裁の裁判官にはなれない)仕組み」と。

3人の釈放を求める署名は、今日の段階で3万筆近いということです。このブログを見て、署名を集めて下さった方々からも連絡をいただきました。ご協力ありがとうございました。

署名活動は今日で一応締め切り、明日17日午後三時に裁判所に提出されることになっています。

去る12日には、山城博治議長らの釈放を求め、ルポライターの鎌田慧さん、作家の落合恵子さん、評論家の佐高信さんが12日、東京都内参議院会館で記者会見を開いたというニュース。詳しくは琉球新報の記事で<http://ryukyushimpo.jp/news/entry-426433.html>

2017年1月16日リンクURL

雨のゲート前座り込み~今日(1月13日)の辺野古

この年明けから、辺野古ゲート前の座り込みは
工事再開を警戒して、朝6時半集合、7時の集会スタートとなっている。

今日は、早朝から雨で、この冬一番の冷え込みとなった。

雪国の皆さんには申し訳ないような気温(16度)だけど、これでも沖縄の人には結構寒い。6時半というと日の出前で、まだ薄暗い。

それでも、ゲート前はすでに泊まり込みの人たちの手によって、いつものように、テントの中に椅子が並べられ、旗が立てられ、マイク・スピーカーが定位置に用意され、集会の準備が万端整えられている。いつもながら、ほんとうに頭が下がる。

                      <メインゲート前>

右端、グリーンのレインコートの女性は、毎朝6時過ぎには、一人でこのゲート前に立ち、「全基地撤去」のプラカードを持って、米兵へ基地反対のアピール行動を続けている。

70代になってからカヌーの練習をし、辺野古の海に漕ぎだして埋め立て反対の行動を体で示してきた信念の人である。いま80代になってカヌーは無理になったが、こうして毎日ゲート前に通う。

昨年3月に政府と沖縄県の間で和解が成立し、ゲート前行動の開始時間が9時になっても、変えることなく6時過ぎにはゲート前に立ち続けてきた。みんなが集まり出し、人数が増えてくる10時ごろにすーっと姿を消す。

                        <工事用ゲート前>

毎度金曜日は、普天間基地でも、嘉手納基地の全ゲートでも集会が行われるため、辺野古は少数になる。今日は県外から、元国鉄労働組合のOBたち6名もやってきた。自分たちが国家権力と厳しい闘いをしてきた経験から、沖縄にも深い思いを抱く。

こちらは山口県からやってきた87歳。15歳で招集された戦争体験を語った。同じ年で地獄の沖縄戦体験を持つ島袋文子さんんと固い握手。「戦争体験者が一人でも生きている限りこの国に戦争は絶対させない」と…。

昨日の参加者からうれしい差し入れがあった。長時間座っていると足元から冷えてくる。「ひざ掛けに」と、暖かそうなウールのショールが十数枚。とても重宝した。

今日も、 陸上部での工事再開の動きはなかったが、海では、オイルフェンスや浮桟橋の設置など工事の準備作業が行われているため、カヌーチームや抗議船が、海保との厳しい攻防を繰り広げている。

ゲート前のテントの下でもこれだけ寒いのに、海の上、しかも海保によって海に沈められたりなど、どれほど寒いことかと、思いやられる。頑張って!!!

「ひや!」と気合を入れて、一緒に頑張りましょう!」

沖縄の二つの地元新聞の記者も、こうして毎日早朝から集会が終わるまで、一日張り付いて取材を頑張っている。ご苦労様!

2017年1月13日リンクURL

庭の恵み 1月~ 野イチゴの花が咲きました!!

渡嘉敷島から苗を移植した野イチゴ(リュウキュウバライチゴ)の花が、三年目にしてやっと咲きました。3月から4月ごろには実が熟するはずです。楽しみ!

これも↓渡嘉敷島から移植したニガナ。苳が立ち花をいっぱいつけています。

野菜の花は、派手ではありませんが、よく見ると綺麗で愛らしい花が多いです。あまり目立つと花のうちに摘まれてしまって種を付けられないので、これも植物の命を繋ぐ知恵なのでしょうね。なかなか賢いです。

柄にもなく(失礼!)大輪の真っ赤なバラが好きだった母が植えた一株のバラが、暮れ頃からたくさん花を付けました。

母の形見なので大切に育てています。

 

今年はあまり寒くならないからでしょうか、庭のリュウキュウコスミレが少ないように感じます。

     

紫が定番ですが、白色もあります。スミレは私が一番好きな花。誕生日月とも重なるからでしょうか。毎年スミレが咲くこの季節が待ち遠しいです。

2017年1月11日リンクURL