また米兵による少女レイプ事件 ~ 怒り心頭 今日(6月26日)辺野古

 水曜日、いつものように辺野古へ向かう。見上げると雲は白く高く、空は青く澄んで快晴だが、心は晴れない。

 またも起こった「米兵による少女レイプ事件」。しかも、事件は昨年12月のクリスマスイヴに起き、3月には起訴され、犯人の身柄は米軍から日本側に移されていた。その時点で外務省には事件が伝えられていたにもかかわらず、沖縄県には一切知らされていなかった。事件から半年、起訴から3カ月がたった昨日、7月12日に公判が行われることが決まりメディアが知ることとなって事件が表面化した。

 昨日は、「軍隊は構造的暴力、基地ある限り米兵による性暴力事件はなくならない」として、米兵の性暴力問題に取り組む「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」の事務所には、県内外のメディアから問い合わせが相次いだ。

 「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」の共同代表・高里鈴代さんが今日のゲート前現場責任者。ゲート前でも事件のことが取れあげられ、怒りの声が湧いた

 なぜ事件が隠されたのか!6月の県議会選挙を前に、事件が表に出れば選挙に影響が出るのは必須だからだ。選挙の結果も変わっていただろう。

 米兵が事件を起こし、米軍が先に身柄を拘束した場合、起訴されれば、犯人の身柄は沖縄側に引き渡されることが、日米協定で謳われている。ということは起訴された3月には、いやそれ以前、被害者が訴えた時点で縄県警も事件を知っていたはずである。それでも沖縄県には知らされなかった。隠ぺいは用意周到に口わら合わせが行われていたことがうかがえる。

 少女の人権が踏みにじられた上に、選挙のために事件が隠蔽され、沖縄県がないがしろにされた。二重の屈辱である。 

 

 

 

 

 


 

       

 

今日のゲート前、県警の排除に対して、みんながいつにも増して激しく抵抗した。

 

 いつもより人数も多かった今日の辺野古、2回目、3回目もほとんど減ることなく、抗議行動がつづいた。

 基地・軍隊を許さない行動する女たちの会では、明日(27日)午前10時から県庁記者クラブで抗議の記者会見を行うとともに、多くの女性団体に呼びかけ、今後さらに全県的な大きな抗議集会を開催するための取り組みを呼び掛ける。

 また、7月6日(土)に座り込み10年目の辺野古大行動が、玉城デニー知事も参加して行われる。

 

 

2024年6月26日リンクURL

なぜ人類はいつまでも戦争がやめられないのか! ~ 国際反沖縄戦集会から 慰霊の日④

 

 戦没者追悼式を途中で引き揚げて、13:30から魂魄の塔近くで行われる国際反戦沖縄集会に向かった。混雑を避けて早く抜けてきたつもりだったが、シャルルバスの乗場にはすでに長い行列ができていた。出発時間の13:00時が過ぎてもバスが来ない。予定時刻から25分すぎてやっとシャトルバスが動き出した。後でわかったことだが、追悼式が終わって、要人たちの車がすべてはけるまで、他の車は移動ができないことになっていたらしい。ここでも一般県民は後回しにされていた。

 国際反戦集会には10分遅刻、集会はすでに始まっていた。

 集会は、主催者の挨拶が終わり、前花雄介さんのミニコンサートの最後の一曲が終わろうとしていた。

 各地の闘いの中から、「勝連分屯地ミサイル配備反対、石川ゴルフ場自衛隊訓練場白紙撤回の闘い」について、ミサイル配備から命を守るうるま市民の会の宮城和之さんが報告。

「ミサイルは配備されてしまったが、石川ゴルフ場跡の自衛隊訓練場計画は保革を越えた市民の結束で、白紙撤回させることが出来た」と、闘いの経過を詳しく報告した。

 ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのパレスチナ攻撃、世界中あちこちで戦争が止まらない。

 パレスチナ人ジェノサイドに反対するスタンディングアクションについて世界中の戦争に反対する市民の会から報告。

 「パレスチナのことを知り行動することで、本当の意味の平和を求め社会を変える力となる」

 韓国からも若者二人が参加。「沖縄でたくさんの米軍基地を見てきた。韓国(済州島)でも沖縄のように米軍基地の問題が起こっている。自分たちの未来のために軍事力に頼らない平和を目指ざそう」と呼びかけた。

 

 最後は、普天間基地ゲート前でゴスペルを歌う会の皆さんが「命の問題は宗教を越える。仏教者であろうとキリスト教徒であろうと、みんなで平和を歌おう」と、沖縄の闘いの中で生まれたゴスペルの数々を高らかに歌い上げた。

 帰り際に魂魄の塔で手を合わせ、帰途についた。今年の慰霊の日は、なんとも気の重い一日だった。

 

2024年6月25日リンクURL

県は総理の出席を断れ!誰のための追悼式か! ~ ’24全戦没者追悼式から 慰霊の日③

 慰霊の日、心穏やかに戦争で犠牲になった人々の冥福と恒久平和を祈りたいと毎年摩文仁に出かけている。しかし、一昨年あたりから、式典会場周辺はまるで戒厳令下のようだ。不快な思いにさせられる。

 まず、会場に辿りつくまでが大変。度を越した交通規制や警備。かつては平和公園内に誰でも車を停めることが出来た。安倍暗殺事件以来、招待客など通行許可証を有する車以外は公園に近づくことさえできない。遠くの指定駐車場に停めて、シャトルバスで運ばれる。これでは体の不自由な人や高齢者は、慰霊の日に気軽に平和の礎に行くこともできない。健常者でも公園にたどり着くまでに時間がかかり、面倒なのでイライラして疲れる。

 式典会場は周囲をテントでとり囲み、中の様子が見えないようにされた。かつてはオープンで、誰もが周辺の木蔭に腰を下ろして式典の模様を見ることが出来た。しかもその外側をさらに2重にロープで囲い、漏れてくるスピーカーの音さえ、外へは届かない。

 会場に入るには、空港の手荷物検査場並みのチェックを受ける。

 やっと中に入ると、今度はこのような注意書きを持った県の職員が3メートルおきくらいに立っている。

 会場の中は、他にもSPとみられる黒服の男たちが何人も目つき鋭く周辺をにらんでいた。式典が始まると写真も撮影禁止になった。無視して写そうとしたら、係員が飛んできて、2度も追い払われた。

 そんな状況だから、県民に敬遠されて、会場の半分から後の席はがら空き状態。県民がいなくて、いったい誰のための追悼式だかわからない!すべては総理の安全のためにだ。県は総理の出席を断るべきだ。「あなたの命を守れないから、どうぞ出席はご遠慮下さい」と丁重に。莫大な警備費もいらなくなり、税金の無駄使いも減らせる。立派に理由が立つ。なにより県民が自由に気軽に平和公園へ慰霊にこれることを優先してほしい。どうせ、総理が出席しても、いつものように気持ちのこもらない、ここだけ言葉だけのあいさつしかしないのだから…。

 

 

2024年6月25日リンクURL