TPPついに合意~骨の髄まで搾り取られる日本?

原発再稼働、武器輸出三原則の廃止、集団的自衛権行使などなど
アメリカのリクエストに応えて日本国政府が強行に推し進めてきた
国策大転換の総仕上げと言われるTPP。
アメリカのターゲットは日本。「禿鷹に骨の髄まで搾り取られる」という専門家もいる。

すべて暗幕の向こうで話し合われる交渉の内容は
まったく国民には知らされない。
報道から漏れ出る情報によると、米など主要農産物は「死守する」と言っていた政府だが、米も輸入枠拡で決着したという。
うそつき政府の本領をここでも発揮。
「頑張ったけど、相手のあることだからダメだったよ」と、お得意の話法で国民には説明するのだろうか?

そもそも自民党は「TPP反対」ではなかったっけ?
こんな選挙ポスター見覚えないですか!
しかし、あのころTPPなんて国民は何のことかもわからなかったもんね。
見ていても覚えてないかも。

TPP

TPP交渉では、車の関税や、米・牛肉など農産物が問題として取り上げられるが
アメリカの真の目的は、皆保険の健康保険の解体(アメリカの民間保険会社の進出のため)や厚生年金、郵便貯金の「莫大な日本国民のお金」を吸い取ることにあると言われている。

さぁどうする日本国民。
それでも自民党を支持し続けますか?

2015年10月6日リンクURL

新基地だけではない、もう全基地撤去だ!~今日(9月25日)の辺野古

「戦争法案」の可決・成立後、辺野古ゲート前で抗議行動をする市民にたいする
県警などの強権的な弾圧が増幅している。

増えた警察車両。建物の陰にも3台が隠れている。

基地の中、増えた警察車両。建物の陰にも3台隠れている。また別のゲートにも2台が張り付いている。

この一週間の間に市民側は3人の逮捕者を出してしまったが
それは、座り込みの人たちをトイレに送迎していた車に対して
駐停車違反だとして車の窓ガラスを割って運転者を逮捕。(これまでは黙認していた)

座り込む市民を名指しして萎縮させる警察広報車両。この車のタイヤをけった。

抗議を萎縮させようと、座り込む市民を名指して警告する警察広報車。この車のタイヤをけったという。

広報車のスピーカーから、座り込む市民の名前を読み上げて規制する行為に
「人権侵害だ」と抗議、それでも止めないので怒って車のタイヤを蹴ったら逮捕。

身重な妻を警官の乱暴なごぼう抜きから守ろうとして
身体が当たっただけなのに逮捕するなど、
挑発して反発させ逮捕する、という強引さである。

そこには翁長知事の「埋めて承認取り消し」の発表や
国連人権理事会での演説に、国際的な共感が集まっていることに対する
国のいらだちも感じられる。

国道を封鎖して、市民を排除し、工事車両を基地の中へ誘導する県警。

国道を封鎖して、市民を排除し、工事車両を基地の中へ誘導する県警。

CLOSE ALL BACSE(全基地撤去)!

CLOSE ALL BASES(全基地撤去)!

DVC00040.JPG

 

抗議の市民を妨害するためにゲートに並べられたこの警察車両の底部に有刺鉄線が張られていることがこの日わかった。市民が怪我する可能性もあり「過剰警備だ」と批判を浴びている。

DVC00030.JPG

 

6:00 早朝行動が始まる 466日目の辺野古ゲート前

6:00 早朝行動が始まる
466日目の辺野古ゲート前

翁長知事が国連人権理事会で行った演説が高く評価され、日本政府代表の反論は「反論になっていない。これでは国際的には通用しない」とひんしゅくを買っている。アベ流は「日本国民はある程度だませても、世界は全くごまかせない」ことが明らかになった。それこそ「国民に恥をかかせるな」である。

翁長知事の演説をその場で聞いた人が、演説の日本語訳、内容の分析と感想をブログで紹介している。興味のある方はご覧ください。

<日本政府代表の「反論」は、翁長知事のスピーチの根幹である「自決権」(「選挙で繰り返し示された民意」)の侵害について、一言も反論できておらず、日本政府が繰り返し国内でやっている説明を繰り返しただけで、国際的には通用しない文言が列挙されているに過ぎません。これでは、人権理事会に集う人権エキスパート達に、次のような印象を与えたと思います。(続きは下記のURLへ)

http://afriqclass.exblog.jp/21666952/

2015年9月26日リンクURL

すてきな屋上ガーデン

ある ゆいレールの駅で電車を待っている間
キョロキョロとあたりを見渡していて見つけた屋上ガーデンです。

150907_095305

ゆいレール(沖縄都市モノレール)が開通したのは12年前。
空港から首里駅までの30分足らずの距離ながら
那覇の街の大部分が上から眺められる唯一のシチュエーションです。

そんな中で一つ問題になったのは
建物の屋上が丸見えになることでした。

企業などの大きなビルは別として、2~3階建ての一般家庭の屋上は
不用品や廃棄物が乱雑に置かれているところが少なくなかったのです。
ゆいレールから那覇の街並みを楽しもうとすると
ゴミ置き場のような屋上がいくつもいくつも目に飛び込んでくる。

首里城に向かう観光客が多く利用するゆいレールだけに
これでは沖縄観光のイメージダウンにつながりかねないと
那覇市が音頭を取って提唱したのが「屋上緑化」でした。

屋上緑化は、日差しが強く、民家でもコンクリート建ての家が多い沖縄では
景観上の利点だけではなく、太陽の熱を遮り冷房効果を高める大きなメリットがありました。

すぐ隣の屋上もみどりがいっぱい!

隣家の屋上もみどりがいっぱい!

 

那覇市役所の屋上に、市民が憩えるすばらしい屋上ガーデンをつくったり,当時の那覇市長(現・翁長県知事)は自宅の屋上に自ら土を運んで芝生の庭園と家庭菜園を作ってアピールするなど、行政が率先してお手本を示してきました。

 

 

十年以上たって、いま ゆいレールからの眺めに 不用品置き場のような屋上は一つも見当たりません。

これらのお宅の屋上ガーデンが何時できたかは知る由もありませんが
ゆいレールからの視線を意識していることだけは間違いないと思われます。

2015年9月23日リンクURL