「世界一危険な基地」を増やすな! ~ 今日(8月14日)の辺野古

 あっという間の一週間、いろいろなことがあった一週間でもあった。

 旧盆が近いこともあって、今日の辺野古バスは、いつもの常連さんが何人かお休み。ゲート前も少ないのではと思われる。

 最近はとみにもの忘れ多くなった。前の晩に用意周到準備をして(つもりで)床に就くのだが、必ず何か忘れている。今日はカメラを忘れてしまったので、スマホの写真でつづる。

 やはりいつもより少し少な目。でも最強メンバー揃いだ。

 沖国大ヘリ墜落事件から20年目の昨日、事故現場で集会が行われたとのこと。20年経っても、多くの人の中に生々しく記憶として残っている。そして、当時と少しも変らぬ世界一危険な普天満基地の状況を糾弾する。

 そして、ここに、普天間基地よりさらに危険な空港を作ろうとしているのが、辺野古新基地建設問題である。


 

 

 

 

 

 

 

 

 千葉県の女性たちから、今年2度目の梅干しが届きましたた。今年は梅が不作で、あまり梅干しがつくれなかったそうですが、わずかに採れた梅で梅ジャムを作って送ってくださり、「梅干しは古い梅干しです」とのこと。

 でも、梅干しは古いほど効能が高いのです。特に熱中症予防には水分と塩分が必要ですが、塩分は生の塩で摂るのではなく、熟成した梅干しで摂るのがお薦め(受け売りですが…)。私は、熱いお茶に梅干しを溶いて飲んでいます。

 ジャムは女性限定で9人分、梅干しは23人分完売(配)しました!! 千葉県の皆さん!いつもありがとうございます。

 

2024年8月14日リンクURL

フクシマから13年、あのとき、何が… ~ いまだ終わりの見えないフクシマの現実

 11日(日)は、「太陽の蓋」という映画&トークセッションに参加した。数日前から多忙で、前日もほぼ徹夜状態だったので映画の最中に居眠りするのではないかと、少し心配しながら…。

 2011年3月11日、地震と津波でが福島の原発が制御能力を失い、メルトダウンし日本の国そのものが消滅しかねない「史上最悪の危機」の最中、首相官邸で何が起きていたのか!、ドラマ仕立てで再現した作品である。

 官邸の中に設けられた対策本部と、メディアの対応を二本柱に物語が進行する展開は息もつかせず、見ている方も緊張して居眠りどころではなかった。

 各地で上映中の映画であり、詳しくはのべないが「政治とはこういうものか」と、腹立たしく思い知らされた点がいくかある。

 「東電」から何も詳しい情報が入らない中で、いらだつ官邸や新聞記者から突き上げられる場面で官房長官は吐き出すように言う。「民間企業ですから、政府がコントロールすることはできない」。一度だけではない。二度も三度も。

 極めつけは、メルトダウン寸前の原子炉の状況説明を求められた「原子力安全委員会」の委員長が返事に詰まり、「専門家集団の長が説明できないのか!」と、総理に怒鳴られ、「私は、東大の経済出身ですから…」とつぶやく場面がある。やっぱりそうだった!つまり原子力安全委員会は、「安全」ではなく、「経済」の視点で原子力を監視していたのだ。

 またしても思い出してしまった。ベトナム戦争当時、ベトナムへ軍事物資の運搬を拒否して闘った、サンフランシスコ海員組合の幹部が言った一言。「戦争は経済です」

 「原発」も「戦争」も一部の人の金儲けのためにある、と言うことだ。

 これだけのことを起こしていながら、「民間企業」である東電は、つぶれることもなく、事故のしりぬぐいは、国民の税金で賄われ、今も儲け続けている。

 政府も、13年前の絶望的な危機を経験していながら、性懲りもなく原発「再稼働」「新設」をこともなげに進める。喉元過ぎれば熱さ忘れる国民は監視の役割を果たせていない。

 もうすぐ「敗戦記念日」の8月15日がやってくるが、あの戦争のように、国が滅びてはじめて気がづくのだろうか。

 

2024年8月13日リンクURL

オスプレイ飛行停止、性暴力許さない8・10沖縄県民大会

 今日(8月13日)は、宜野湾市の沖縄国際大学へのヘリ墜落炎上から20年となる。あの日の驚愕と恐怖は、昨日の出来事ように鮮やかな映像で脳裏によみがえる。

 事故現場真向かいのアパートに住んでいた女性の証言を聞いた。「オスプレイの爆音には慣れていたが、いつもと違う音に異変を感じベランダから空を見上げると、まるで自分に向かって来るかのような低空飛行のヘリに、思わず寝ていた赤ん坊を抱きあげて反対側の部屋に逃げ込んだ。と同時に凄まじい爆発音と炎が上がり、夢中で外に逃げ出した。後で部屋に戻り背筋が寒くなった。赤ちゃんが寝ていたベビー布団に、ヘリの大きな破片が突き刺さっていた」

  <8月11日 琉球新報>

 8月10日は、沖国墜落事故から20年を前に、オスプレイの飛行停止を求め、米兵による性暴力事件に抗議する県民大会が開かれた。他の外せない日程と重なり、全面的な参加はできなかったので、新聞の記事で紹介する。

 以下の写真は大会の後半に何とか間に合い、15分程度参加することが出来たので、雰囲気だけでもお伝えしたい。

 最初から参加した友人たちによると、登壇者の話の中心はオスプレイと普天間飛行場閉鎖に偏り、米兵の性暴力事件への抗議がかすんでしまったとのこと。とくにデニー知事は、性暴力事件に関しては全く触れなかったと、女性たちから不満の声があがった。

 

 

2024年8月13日リンクURL