高江で逮捕・拘留の6人 今朝保釈される

 去る21日、東村高江の米軍北部訓練場に許可なく立ち入ったとして、市民6人が刑特法の容疑で逮捕・拘留されていたが、今朝9時過ぎ釈放された。

 逮捕当初、拘留を認めなかった那覇地裁は、検察の準抗告を受けて一転1月1日まで10日間の拘留を認めたもので、弁護士らが拘留理由の開示を求めていたが、地裁は応じなかった。拘留理由の開示が求められた場合、5日以内に開示しなければならないと法律は定めており、「不当逮捕・拘留」だとして、市民らが連日6人が拘束されている那覇署と沖縄署の前で、抗議行動を行っていた。

 今朝になって急遽釈放されたのは、「逮捕・拘留の正当性が証明できなかったものだ」と、市民らは改めて抗議行動への不当な弾圧に抗議の声を上げている。

 年末の忙しいさなかに、6人の釈放に奔走した辺野古弁護団の奮闘のおかげである。感謝に堪えない。

 <昨日までの状況を伝える琉球新報記事(12月30日)>

 

2019年12月30日リンクURL

辺野古不屈の抵抗2000日 ~ 今年の座り込み納め

 辺野古キャンプ・シュワブゲート前の座り込みが、今日(12月27日) 2000日となった。

 

 路線バスと友人の車を乗り継ぎ、10時過ぎゲート前に着くと、テントの下で集会が始まっており、前名護市長の稲嶺進さんが挨拶をしていた。「座り込みが始まったとき、長い闘いになると思ったが、まさかこれほど長引くとは思っていなかった。しかし、私たちが折れずに抵抗を続ける限り、必ず勝利がやってくる」と、参加者を激励した。

 

 土木技師の北上田毅さんが、新基地建設現状を解説。「政府が先日公表した新基地建設の費用9300億円、工期13年は政府の願望に過ぎず、算定の根拠がない。現在、警備費だけで一日2000万円かかっているのに、埋め立てから施設整備まで、9300億程度でできるはずがない。当初、2400億円と言っていたが、6年たってここまで膨れ上がった。またしばらくして、状況が変わったとして釣り上げてくるだろう。

 工期についても、今から13年後には出来上がるような印象を作り上げているが、そうではない。設計概要の変更や、サンゴの移植など、沖縄県の反対をクリアしてすべての手続きを完了させるだけで、土日も休まず行っても5~6年はかかる。それから13年ということだから、最低でも20年はかかる。このような公共工事は有り得ない」と断言した。

 

 2000日に寄せて、県外、海外から寄せられたたくさんのメッセージも紹介された。

 沖縄と同じく米軍基地と闘い続けている韓国からは、ピョンテック平和運動センター、平和オモニ会、チェジュ島カンジョンの海軍基地反対する会など20数団体の平和団体が「2000日も粘り強く闘っている沖縄の皆さんを尊敬します。皆さんの闘いは私たちの闘いでもあります。共に頑張りましょう!」との連帯の寄せ書き。

サンフランシスコやハワイの平和団体からも熱いメッセージが届いた。

 また、令和新選組の山本太郎氏もメッセージを寄せ、「日本の民主主義を守ってくださってありがとう。2000日も座り込みをさせてしまって申し訳あありません。野党が政権をとって、辺野古を返上させ、原発を廃止し、数々の悪法を撤廃させましょう!」と呼びかけた。

 集会の途中から、ダンプやミキサー車の搬入に備えて、今日2回目の座り込みが行われた。今日から正月休みに入り、工事ゲートからの搬入はないと聞いていたが、今日もいつものように9時過ぎに一回目の搬入があったという。

 2000日目の今日も、「違法工事やめろ!」の声が、師走の寒空に響いた。

2019年12月27日リンクURL

辺野古新基地 ~ 総工費9800億円、工期12年

 軟弱地盤の問題が浮上して、辺野古の埋め立て工事に一体いくらかかるのか、完成までに何年かかるのか明確にしてこなかった政府が、このほど試算を公表した。

 当初の10倍以上に膨れ上がった工事費だが、わずか1%しか進んでいない工事の状況で、すでに3600億円を費やしているといわれ、本当にこれだけでできるのか、土木専門家は疑問視している。沖縄県の試算では、この2倍以上 2兆5300億円とされている。

私たちの暮らしにかかわる予算が削られる一方で、戦争のための米軍基地にこれだけの血税が使われることに、日本国民は納得できるのだろうか?

2019年12月26日リンクURL