「平和の旅」の案内で渡嘉敷島へ

 19日(土)は、香川県からの「沖縄・平和の旅」の皆さん10名を、渡嘉敷島に案内した。

前日まで大雨の予報で、船の欠航などあり心配したが、当日は決して好天とはいえなかったものの薄日もさし滞りなく案内することができて安堵。    白玉の塔の参道にまだケラマツツジも咲いていた>

<「西展望台」からケラマ海峡を望む>

 一行は憲法9条の会はじめ、それぞれに平和や人権の問題に取り組む方々とあって、熱心に説明を聞き、質問も鋭く、久々にガイドし甲斐のある旅だった。

    <渡嘉敷の海も楽しんでいただいた(トカシクビーチ>

往きの高速艇が満席になるほど観光客であふれる渡嘉敷島。海外からのダイビング客も多い。オーバーツーリズムも気になる。

 

2025年4月22日リンクURL

反響を呼ぶ7万1千本の爪楊枝「砂杭 」 全国で展示を呼び掛ける ~ 4月16日の辺野古

 久しぶりに「暑さ」を感じる一日だった。それでも木蔭は風が冷たい、というより涼しい。初夏というにはまだ早いようだ。

 巷はトランプ関税で喧しい。今朝の新聞・テレビのニュースは、日米首脳会談が行われ、米国は関税を考え直す条件として日米同盟の費用負担増を日本政府に提起したとのこと。いまでさえ他国には例のない思いやり予算で、多額の米軍駐留費を負担している上に、オスプレイやミサイルなど在庫処理同然の古い兵器の爆買いを強いられ、軍事費はうなぎ上りというのに。辺野古新基地建設もその一つ。

 アメリカが本国以外に展開している米軍の70%が日本にあり、さらにその在日米軍の70%が沖縄に集中している。自動車産業等の関税緩和の代わりにまた沖縄が犠牲を強いられるのか?

 16日の辺野古工事用ゲート前。この日は基地建設で住処・餌場を追われるジュゴンも共に、怒りをもって座り込んだ。

 

 

 

 

 

 この日もメインゲートから軍用車両が頻繁に出入りする。

  10時過ぎ、糸満島ぐるみの皆さんが合流。4月2日の県民大行動で話題を呼んだ「7万1千本の爪楊枝で砂杭を表現したボード」のその後について報告。

 「国会に持っていくことももちろん、その前に那覇市をはじめ、県内各地でも展示しようという声があがっている。海砂採取により県内各地の砂浜が荒らされているドローンの写真展とともに、辺野古へ来れない人たちにも新基地の無謀な工事を実感してもらう機会に」と、糸満島ぐるみの皆さんは意気込んだ。

 

 

 

 

 

 正午前、2回目の座り込みには、ますます陽が強くなり、座り込んで機動隊に排除後も、工事車両がすべて基地内に入り終わるまで1時間余り立っぱなしの抗議となる。高齢者が多い中で、脱水症などの注意も呼びかけられた。

 辺野古の集落で、 「ムラサキオモト」の花をはじめて見た。葉っばの根元にある葉の切り口のような丸いのが花だった。

 我が家の庭でも10年以上前から育てているが花は見たことが無かったので、嬉しい驚きだった。

 朝、4:30起床、弁当をつくり6時20分に自宅を出て、夕方自宅に戻るのは早くて18:00前である。実に12時間以上になる。我ら後期高齢者には少々ハードスケジュールになりつつある。夕食を作って済ませ、出来ればその日のうちにブログにUPをと心がけるが、気力が続かず、翌日になることが多くなってきた。せめて、病気や怪我がなく最低でも週一水曜日の辺野古通いが続けられるよう願うばかりだ。それでは、また来週!

              

 

2025年4月17日リンクURL