15日は土曜集中行動日で、延べ250人の結集により、工事現場への砂利搬入を止めることができたが、メインゲート内の砂利集積へ40台分の砂利が運ばれたとの情報。これらの砂利が、月曜日以降N1ゲートから中に運ばれるとみられる。
連日、県外からの参加者も多い。福島の原発事故の被災者の方が、辺野古・高江へ来られる方が多いのにはいつも頭が下がる。為政者によって痛みを押し付けられている者同士、通じ合うものがあるからだろうか。
県内もそうだが、特に県外からの参加者は団体や組織というより、一個人としての参加が多いことに、これまでの様々な抵抗運動との違いを感じさせる。
学習院大学の学生7名が、環境問題の学習の旅の一環で、高江を訪れた。集会で発言する人たちの話を聞いて何を感じるのか、若者たちの瑞々しい感性に期待したい。
もう20年近く、辺野古や高江で毎日座り込みを続ける日本山妙法寺の皆さん。
様々なありえない違法・無法状態の「国家権力の横暴」が続く高江で、また新たな違法行為が明らかにされた。毎日のように50~60台のダンプが、延々と一時間以上もかけて県道を走行し、警察に守られて基地の中へ入っていくが、その7割の車両が道路交通法やダンプトラックを規制する法律に抵触する違法な車両であるということである。
これまで何度も、現場で市民たちが違法性を訴えても、警察は無視し続けてきたが、15日、ついに新聞で大々的に報道された。本来、そういう違法車両を取り締まるべき、道路の管理事務所や警察が、その違法車両を護送しているわけだから、犯罪ほう助と言われても否定できないであろう。