今日(9月7日)の辺野古~嵐の後の静けさ

不屈の座り込み824目の辺野古は、台風一過の静けさがテント村を包んでいた。

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先週も台風で、テントをはがし、張り直したばかりだったが
また、またやってきた台風18号。ビニールシートが外され、畳まれたまま横に積まれていた。

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台風のたびにテントを外したり張り直したりするのはボランティア・スタッフ。「縁の下の力持ち」と、言葉では簡単に言えるが、その労力は大変なものだ。台風のことだけでなく、テント村の毎日の営み、この方々がいないと成り立たない。いつも心の中で感謝の頭を下げている。

DVC00090.JPG やっと寝泊まり用のテントだけが張りなおされた状態だった。

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今日も、少人数でゲートから出る軍用車両を止めて抗議行動。機動隊に難なく排除されてしまうが、それでもひるむことなく声をあげ続けた。

DVC00087.JPG 今日は京都から、0歳と5歳の女の子を連れた若いママが、乳母車を押して座り込みに参加。小さい二人の愛くるしい笑顔が、テントの下の大人たちに、瑞々しいパワーをくれた。

2016年10月8日リンクURL

あなたの町や村で 辺野古の写真展をしませんか!

「辺野古」「高江」へ全国から多くの人たちが来てくださいますが、皆さんが異口同音におっしゃるのは「とにかく、沖縄のことは新聞やテレビが、あまり取り上げてくれないので、私の周りでは、ほとんどの人が、辺野古高江のことを知らない」ということです。

「知らない」というより、「知らされていない」ということのようです。

なら、あなたが、辺野古を知らせるきっかけを作ってみませんか?辺野古テント村では辺野古の座り込みの現場で起こっている出来事を広く伝えるため、「写真展用パネルセット」の貸し出をはじめました。

学生など小さなグループなら貸出料 5000円くらいから可能だそうです。その他、貸出費用については、下記のところでご相談に応じています。

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写真は辺野古のテントでも展示されていますが、だいたいこんな感じの写真です。

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どうぞ、よろしくお願いいたします。

2016年10月5日リンクURL

今日(9月30日)の辺野古~安倍総理の所信表明演説は「沖縄圧殺宣言」

高江で熾烈な抵抗活動が続けられている中
辺野古は最小人数でゲート前行動が行われている。

DVC00065.JPG9時は3人でスタート。しばらくして大雨に見舞われたため15分ほどテントの中へ避難。
10時前に抗議活動を再開すると
いつものように、読谷村民会議の皆さんが到着して、最大12名になった。

機動隊に排除されつつも、基地から出る軍用車両を止めた。雨が上がると今度は灼熱の炎天下での抗議活動となる。

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今日は見慣れぬ”荷物”の車両が3台、私たちの抗議を受けながら、機動隊に守られて、ゲートを出て行った。

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お昼の休憩をはさんで、午後の担当にバトンタッチ、
午後は、環境団体による「高江工事中止」を求める抗議行動に立ち会うため嘉手納に向かう。

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県内17の環境関連団体が、連名で、「高江ヘリパッド建設は重大な生活破壊・環境破壊である。直ちに中止せよ」と、抗議声明を発表。声明文を読み上げて手交した。

防衛局側は、抗議の環境団体の代表5人を、建物の中にさえ入れず、玄関先で、職員が抗議声明文を受け取った。

 

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抗議声明は、政府(沖縄防衛局)が行っている数々の違法・無法な行為を指摘し、国際自然保護連合(IUCN)など、国際機関の度重なる勧告にも関わらず、それを無視し続ける日本政府に強く抗議するとともに、

「やんばるの森は、政府自身が世界自然遺産に登録をめざすほどの世界的にも類まれな生物多様性に富む豊かな自然を有している。

その森を破壊して、米軍基地を建設する行為は、日本政府も批准する生物多様性条約及び世界遺産条約に明確に違反している。”北部訓練場の一部返還は、沖縄の未来を切り開いていく”という安倍総理の臨時国会における所信表明演説は、全くのまやかしであり、やんばるに暮らす人々の人権と生き物たち自然の権利の冒涜であり圧殺宣言である」と、厳しく糾弾した。

 

2016年9月30日リンクURL