山城博治さん、やっと家族との接見可能に!

辺野古や高江での基地反対運動の中で、公務執行妨害や威力業務妨害などで逮捕・起訴された沖縄運動センターの山城博治議長は10月17日に器物損壊容疑で逮捕されて以降、約4カ月半にわたって弁護士以外との接見が禁止されていたが、今日(13日)、やっと家族との接見が認められた。

微罪の逮捕・拘束で、起訴後も接見禁止が続き、世界中から違法・人権侵害、平和運動への弾圧、人道上許されないなどの抗議が寄せられていた。

       <抗議運動の先頭に立つ山城博治さん。15年11月、辺野古ゲート前にて>

きょう午前、博治さんのお連れ合いが、那覇市の那覇拘置支所で約20分間、接見したとメディアは伝えている。

那覇地裁は10日付で、妻との接見を認める決定を出していたが、検察が拒否する可能性もあるとして注目されていた。
弁護側の川津知大弁護士は「捜査は終わっており、議長が罪証隠滅に走る恐れなどない。遅すぎる決定だ」と地裁を批判している。

         < 山城博治さん、辺野古座り込みテントの前で 16年6月>

今後は家族以外の接見禁止も解かれる見通し。しかし、保釈は認められていない。

2017年3月13日リンクURL

被災地に思いを馳せながら~今日3・11の辺野古

寒さに雨が加わり、かなり厳しい座り込みとなった今日3・11の辺野古ゲート前。

今日から議員集中行動日が水曜日から土曜日に移り、16名の県議会議員をはじめ、各市町村議、5名の国会議員が市民と共に100名近くが座り込んだ。

今日は、あまりに雨が激しいので、いつもの工事用ゲートではなく、メインゲート向かいのテントの下で集会が行われた。

工事車両が向かっているとの情報で、工事用ゲートに駆けつけたが、3台のトラックの侵入を止めることができなかった。

工事車両を止めようとした市民らを機動隊が強制排除する際に、一人の女性が機動隊に引きずり倒されて頭を強打し、救急車で運ばれた。

その際、機動隊はケガをした女性を介護しようとしなかったばかりか、「わざと倒れただろう!」との罵声が浴びせられたとのこと。あまりにひどい機動隊の態度に、強い抗議の声があがった。

大浦湾では、先日、抗議船に海保のボートが体当たりし、船体を破損させるなど、機動隊や海保の対応が、ひどく暴力的になってきている。

今日は6年目の3・11。岩手県からの参加者が、復興が進まない東北の現状を訴えた。国策に見捨てられた沖縄と被災地。地震がおこった午後2時46分にみんなで黙とうを捧げ、お互いに思いを馳せながらの座り込みとなった。

             <雨に打たれて風に揺れるコスモスも寒そう!>

 

2017年3月11日リンクURL

国内ビーチ №Ⅰに波照間島ニシ浜~トップ8を沖縄が独占

世界最大の口コミサイト「トリップアドバイザー」が、日本のベストビーチトップ10を発表したもので、一位・波照間島の ニシ浜、2位・宮古島の与那覇前浜、3位・座間味島の古座間味ビーチ、4位・久米島はての浜、5位・渡嘉敷島の阿波連ビーチなど上位を独占しました。

                     <2月25日 琉球新報>

辺野古大浦湾もこれらのビーチに引けを取りません。海水浴場になっていないため、今回のベーストビーチの選考対象にならなかっただけです。
そんな素晴らしい沖縄の海を埋め立てるなんて、あってはならないことです。ましてや戦争の道具・基地をつくるなんて許されることではありません。

また、同じくトリップアドバイザーによる「日本の美しい夕日」でも、昨年、沖縄は全国一位になりました。

                 <名護湾に沈む夕日 2016年10月>

         <16年5月 渡嘉敷島トかしくビーチ  慶良間海峡を照らす夕日>

危険な基地さえなくなれば、美しい自然を求めて、世界中からたくさんの人たちがやってくる要素が、沖縄にはたくさんあるという証明です。

2017年3月10日リンクURL