私たちは「極左暴力集団」か! ~ 県警本部長県議会答弁に異議あり 今日(9月29日)の辺野古

 今日はいつもより20分以上も早く8:05分には辺野古へ到着した。着くなり辺野古スタッフから、第2ゲートで工事が始まったとの報告があり、様子を見にゆく。

 中が見えないよう、目隠しのシートが張られ、工事の人たちがあわただしく動いていた。美謝川の水路変更工事が始まったとみられる。

 美謝川は、名護市民の水がめでもある辺野古ダムから流れ出て、キャンプ・シュワブの中を通り、大浦湾の埋め立て予定地に流れ込むため、水路を変更しないと大浦湾側の埋立てが始められない。

 軟弱地盤などで設計変更を余儀なくされた防衛局は、工事の設計変更を県に提出している。本来、県からの承認が得られなければ、工事はできないはずだ。違法工事である。県民の思いを踏みつけにして、違法工事の数々がまかり通る状況が続いている。

 テント前の歩道の落ち葉を掃き清める人たちがいる。抗議行動の朝は、清掃から始まるのだ。清々しい気持ちになる。

 9:00 一回目の座り込み。今日はいつもより人数が多い。30名が座り込んだ。博治さんの元気な顔も見える。コロナの緊急事態宣言が明日で打ち切られる見通しとなり、これまで自粛していた人たちが来始めた。県外からの参加もちらほら。

 移動を促されてもねばる女性。しばし膠着状態が続いた。女性は強い!!

 

 少し涼しくなって、花々も元気づいている。

 

 

 

 

 

 

   今日も県外から、数々の差し入れがあった。

休憩時間は、みんなで新しい抵抗の歌のレッスンをした。テントの下がにぎやかだと元気がでる。

 12:00 二回目の座り込み。台風16号の影響で今日は土砂の積出港である安和や塩川港からの搬出はなく、抗議行動も休みになったという。

 辺野古ゲート前もダンプが極端に少なく、しかも、このところ午後3時の3回目の搬入がなく、抗議行動は午前中で終了しているようだ。

ここで話題になったのが、昨日の琉球新報の記事。

 県警本部長が、県議会の一般質問で、自民党の中川京貴議員の質問に応えて「沖縄の基地反対運動には、過激な極左暴力集団がいる」と発言したとういう。(さては、示し合わせたか?)

 それって、私たちのことなのか!ジジ・ババと呼ばれる世代ばかりの辺野古ゲート前。暴力をふるうほどの元気はない。どう見ても暴力集団には見えない。

歌劇団の間違いじゃないの?だって歌や踊りばかりやってるし」との声も上がる。

 県警本部長!辺野古ゲート前に、来たことあるのでしょうか?

 見てきたようなウソをつくとダメですよ。嘘つきは泥棒の始まり。お巡りさんに捕まるよ!          アレッ!何か変だった?

 

 

 

 

 

 

 

2021年9月29日リンクURL

いま最も苦しむ人々へ愛と命のプレゼントを!~ クリスマスチャリティー Love & Light

 私が「沖縄のマザーテレサ」と呼ぶ女性がいる。読谷村で「白い家」という教会を運営する伊藤嘉子牧師。40年来の友人だが、考えること、行動力が壮大で、いつも驚かされる。世界中の弱い立場の人々に想いを寄せ、愛をそそぎ、献身的な活動をしている姿は、まさにマザー・テレサだ。

 コロナ・パンデミックは、弱く貧しい人ほどさらに苦境に追い込まれる状況にある。コロナ禍でボランティアやチャリティ活動も低迷する中で、こんなときだからこそと、今年も2500人規模の大イベントを開催すると案内がきた。
クリスチャンでなくても楽しめるイベントです。あなたもご協力ください。

 

「白い家」では、これまでこんな活動をしてきました。

 沖縄在住で、チケットご入用の方は、私にお声掛けください。

2021年9月27日リンクURL

県民大行動再開 ~ コロナ禍でもできる新たな抗議行動(ブルーアクション)を提起

 昨夜は、8年ぶりの満月となった中秋の名月をカメラに収めようと夜更かしをしてしまった。

 沖縄(那覇)方面は厚い雲に覆われ、なかなかシャッターチャンスがつかめず、雲間から顔を出した満月を、なんとかとらえることが出来たとき、時計の針は新たな日付を刻んでいた。

 辺野古へ行く日の前夜はできれば早めに床につきたいのだが、なぜだかいつも遅くまで起きなければならないような状況が生まれる。 今朝も4:30起床、睡眠不足のまま辺野古へ出発することに。

さあ!満月パワーをもらって、今日も元気に行動開始だ!

 

 名護市議会の長老・大城敬人さんも元気な姿を見せた。コロナ禍もあり、県議をはじめ市町村議員など政治家の方々は、ほとんど顔を見せなくなった中で、大城名護市議だけは通い続ける。御年83歳、心臓に持病も抱えるが決してそれを休む口実にしない。辺野古新基地阻止にかける思いは深い。単に政治的信条だけではないことが伝わってくる。

12:00前、2度目の座り込み。今日は工事用車両の進入が極端に少ない。

 連休のど真ん中の平日で、明日もまた休日に入るせいだろうか、工事車両の搬入も3回目はないという。お昼を食べたら帰れる!「やった!」と思わず拳を前に突き出した先を見上げたら、目の前の林の中に何やらうごめいているのが見える。

 米兵たちだ。何らかの訓練をしているようだ。以前はモクマオウが枝を広げ、このように基地の中が見えることはなかった。最近、監視カメラの邪魔になると伐採されたあと、なかなか新芽が出ずすけすけで、皮肉なことに基地の中の様子が見える。

 

 今日も完全装備の米兵を満載した軍用車両が出入り激しい。

 今日も水曜日名物豪華ランチバイキング。私は、長野でりんご園を営む友人が送ってきてくれた梨とプルーンを持ってきた。生のプルーンは珍しいので人気があり、カメラを用意するまでには、残り一個となっていた。

 

<9月22日 琉球新報>

 辺野古新基地建設の抗議行動を牽引するオール沖縄会議は、昨日記者会見を行い。コロナ禍で自粛していた県民大行動の再開を発表、コロナ禍を考慮して、一か所に集まるのではなく、時間を統一して各地域の島ぐるみ会議単位で集る「新たな県民大行動(ブルーアクション)を提起した。

 来月2日の第一土曜日から県民大行動を再開する。

2021年9月22日リンクURL