戦争はもう始まっている ! ~ 日米軍共同訓練に抗議するうるま市民集会

 今日(7月27日)は、うるま市の陸上自衛隊勝連分屯地前で行われた日米軍の共同訓練「レゾリュート・ドラゴン24」に抗議するうるま市民集会」に参加した。

 

 

 

 

 

 

 

     

勝連分屯地には、地対艦ミサイル連隊と高射特科連隊、西部方面後方支援隊があり、さまざまな基地機能を備え、明日から宮古・八重山・与那国など自衛隊基地ある各所で始まる日米軍の共同訓練「レゾリュート・ドラゴン24」の中枢的役割を担っている。

 

 今回の日米の共同訓練は、自衛隊の従来型陸・海・空の作戦に、米軍の宇宙・サイバー・電磁波という新たな領域を加えた作戦で中国を攻撃するという作戦構想であると言われる。沖縄が戦場になるという想定である。

 国会議員団を代表して屋良朝博衆議院議員は「もう戦争は始まっている。沖縄が声を上げるのをやめたら、この国は亡びる」と、沖縄の闘いの重要性を訴えた。

 自衛隊基地の中で、米軍が実射訓練が定期的に行われている大分・日出生台の市民の会から「大分も同じ時刻に集会を持ち、沖縄と共に闘っている」とメッセージが寄せられた。

 集会は「私たちの生命とくらしを脅かす地対艦ミサイル及び地対空ミサイルを配備している勝連分屯地の撤去と、日米実働訓練の中止を求める」とした決議文を採択し、勝連駐屯地指令に直接手渡した。

 勝連は、あまわりを生んだ勝連城址を擁する肝高(誇り高き)の地である。これ以上国策の軍事行為による地域の自然、文化、暮らしの破壊は許せない。

 

 

2024年7月27日リンクURL