今日(5月29日)の辺野古

今日も県庁前で島ぐるみ会議の辺野古行きバスを待つ人たち。
おなじみさん、初めての人、県外からの人も
ご夫婦、友達同士、ひとりでも安心して乗れると好評。

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昨日から始まった海上での工事に抗議するため
まず海が見える第三ゲートへ。
スパット台船と重機を積んだ工事船が間近にみえる。

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テント前へ戻って、集会を始めようとしたところへ
第二ゲートから「海保が基地へはいる。応援頼む」との情報。
みんなが駆けつけると、今朝、市民の抗議によって中に入れなかった「海保」が
車をずらっと並べて、基地内へ入ろうとしていた。

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抗議する市民を、機動隊が拘束、排除して
10台余りに分乗した「海保」が基地の中へ消えて行った。

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「市民」ではなく「海保」を守る県警機動隊に抗議する市民たち。

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今日も、県外からたくさんの支援者がゲート前を訪れた。

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もうすぐ1年を迎える不屈のゲート前座り込みDVC00021.JPG

ゲートの横で月桃の花が、足元の草むらでは四葉のクローバーが、人々を見守っていた。

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2015年5月29日リンクURL

翁長知事 アメリカへ出発

翁長知事は、新基地建設に反対する沖縄の民意を米国へ届けるため
27日ハワイ経由でワシントンへ向かった。

見送りのため空港へ詰めかけた市民にあいさつする翁長知事

見送りのため空港へ詰めかけた市民にあいさつする翁長知事

 

アメリカにとって沖縄の基地問題など、針先ほどのことに過ぎないかのしれない。
日米同盟の相手は日本国であり、「沖縄で起こっていることは日本の国内問題であって、米国がとやかくいう立場にない」と、これまでずっと当事者意識の全くない発言を続けてきた。

しかし、今回ばかりはまともに向かい合わなければならないだろう。
なぜなら、辺野古問題は世界へ広がり
アメリカ国民の世論も、沖縄に注目しつつあるからだ。

米国のメディアも注目

米国のメディアも注目

 

そして、翁長知事は「これ以上民意を無視し、新基地を押し付けるならば
県民の怒りは、普天間基地の閉鎖・撤去だけでなく
沖縄にあるすべての米軍基地の撤去へと向かうであろう」と警告を発している。

県民世論はすでにこの方向へむかっている

県民世論はすでにこの方向へむかっている

 

また、訪米を前に記者会見した翁長知事は、「前知事が行った埋め立て承認を検証している第三者委員会の提言があれば埋め立て承認を取り消す」と明言。

これに対し菅官房長官は「埋め立て承認を取り消しても、工事は続ける」と、
相変わらず「法治国家」にあるまじき発言を続けている。

2015年5月28日リンクURL

県民大会 余話~参加者3万5千人?

その日、県民大会の会場となったセルラースタジアムは
スタンドだけでなく外野席も満杯、グランドに並べられたパイプ椅子の俄か席も参加者で埋まった。

それでも空席を求めて続々と人が入ってくる。

少し遅れてやってきた友人が
「中に入りきれない人たちが、外の大型スクリーンで大会の様子を見ている。スタジアム前の広場も、スタンドに入る通路もピロティも人でいっぱいだった。モノレールもまだ混雑していた」と興奮気味に教えてくれた。

目標の3万人をはるかに超え、「これは絶対に4万人以上いるね!」と、私の周辺に座っていた人たちは、仲間同士うなずき合った。

3万5千人

参加者がどれくらいになったのかみんな気になっているのに、
なぜかなかなか主催者からの発表がない。
大会終了間近になってやっと「3万5人」と発表された。
大きな拍手が起こった。が、ここはいつもなら大歓声が起こる場面だ。
きっと多くの人が「こんなにいるのに3万5千人?」と思ったのではないか。

私も思わず隣の友人と目を合わせ、拍手をしながらも首をかしげた。

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後日聞こえてきた裏話
3万5千人は、セルラースタジアムが満席になった時の数字だった。
消防法との兼ね合いで、主催者としては会場のキャパを超える人数を発表する訳にはいかなかった、と言うのである。
訪米前の翁長知事に、どんなところからいちゃもんがつけられるかわからないからだ。

翁長知事が、「あらゆる手段で新基地建設を止める」と言っていることに対し、安倍政権も、今、官邸、防衛省、海保、国土交通省、裁判所などを使い、あらゆる手段で、抵抗する沖縄県民に向けて強大な国家権力を発動している。
「こんなことまでするのか!」と、怒りを通り越して笑いたくなるような、みみっちいやり口も。

ということで、「参加者3万5千人」には納得した。

2015年5月27日リンクURL