全国戦災史実調査~沖縄戦の被害は無視

沖縄に住んでいると、ときどき「 ここは日本だろうか?」と思わされることがある。
まさにこれもその一つ。

2007年~09年、総務省が行った去る大戦の戦災史実調査に、沖縄戦の被害は対象にしなかったという。全国の中に沖縄は入っていない。それはなぜかと、県議の仲村未央氏(社民党護憲)が以前から問題にし、追及している。

「理由はわからない」
「空襲の被害調査であり、沖縄戦は地上戦だから…」とか
いつものことながら詭弁を弄する国の答えは、誰が聞いても納得できるものではない。

去る大戦で唯一の地上戦が繰り広げられ、原爆の長崎・広島と共に
最大の被害をこうむっている「沖縄」を除いて
どうして戦災被害の実態が把握できるというのだろうか?

こんなことをしてどんな意味があるのか?理解に苦しむ。

戦災調査 沖縄戦関知せず

 

<12日 琉球新報より>

2015年8月12日リンクURL

チバリヨー翁長知事~緊急県民集会

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辺野古の工事停止よる翁長知事との話し合いのため
今日沖縄入りする菅官房長官への抗議
翁長知事を激励する県民集会が、急遽今日正午から
県庁前の広場で行われた。

参加者を代表してあいさつのマイクを握る誰もが
今回の1ヶ月工事停止は
「内閣支持率の低下を何とかしたい安倍政権の政治的パフォーマンスに過ぎない」と認識。「あわよくば県民と翁長知事の間にくさびを打ち込もうとする政府の欺瞞を許してはならない」「一ヶ月ではなく永久に停止させよう」と声を揃えた。

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ーるおきなわ   (オール沖縄)

かまだぞ      (仲間だぞ)

ってぃんならんと (合点が行かないと)

ちあがる      (立ち上がる)

ついもあらたに  (決意も新たに)

 しんかぬちゃー   (仲間たちよ)

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2015年8月11日リンクURL

工事停止初日、座り込み開始から400日(8月10日)の辺野古

DVC00001.JPG今日は、島ぐるみ会議の辺野古バスでやってきた。
到着は11:30、着くとすぐにゲートでの抗議行動が始まった。DVC00021.JPG

 

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工事は停止されても、工事断念ではないので、
市民のゲート前抗議行動は休むことなくいつも通り行う、むしろ強化すると確認されたため、
初日の今日はいつもより多くの人たちが参加していた。

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「埋め立てに関する工事は一切行わない」とのことだったが
朝8時過ぎに2台の工事車両が入るのを、
泊まり込みの監視団が確認したとの報告があり、
初日にしてさっそく国側の約束違反が明らかになった。

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ゲート前は夏休みに入って子ども連れのファミリーも多い。
この日は学級新聞の取材でやってきた読谷の中学生が
「毎日ここで座り込んでいる人たちが、どんな気持ちで来ているかがわかった」
「美しい海を埋め立てるのはいけない」
「戦争につながるから基地はない方がいいと感じた」などと
それぞれに感想を述べた。

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県内42市町村のうち32の自治体にできた島ぐるみ会議の旗が
テント前に並んだ。今月中にあと2か所できる予定。

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不屈の戦い400日目。

2015年8月11日リンクURL