ベテランズ フォー ピース 辺野古にて③~イラク戦争に反対して外交官をやめた

ベテランズ フォー ピースのメンバー12名は
一週間の沖縄滞在中、各地でシンポジウムや交流会、大学で若者たちとの話し合いなど精力的にスケジュールをこなしながら、辺野古ゲート前の早朝行動に4日間参加した。

工事車両用ゲートの前に座り込む

<工事車両用ゲートの前に座り込むBFPの皆さん>

 

アン・ライトさん

アン・ライトさん

アン・ライトさんは、29年間米空軍に働き、退役の時は大尉だった。
引き続き16年間は外交官として世界各地の大使館に勤めた。

しかし2003年、アメリカがイラク戦争を始めたとき、イラク戦争に反対する長い手紙をブッシュ大統領に送り、外交官をやめた。
以後は様々な世界的な平和運動にかかわってきた。ベテランズ フォー ピースもその一つである。

「アメリカ市民として私たちのやるべきことは、この辺野古基地の建設をやめさせること。皆さんと一緒に頑張ります」と語った。

アンライトさんは、沖縄の女性たちとも親交が深く、早くから辺野古の問題にも取り組んできた。オバマ大統領がハワイで休暇を過ごすとき彼が宿泊するホテルの周辺で、「NO HENOKO」のプラカードを持ってデモ行進を行っている。今年のクリスマス休暇にも行うという。
先月行われた島ぐるみ会議の訪米に際しても、米国内の有力議員たちやシンクタンクなどとの面談のセッティングなどに尽力した。

2015年12月19日リンクURL