膨れ上がる辺野古埋め立て予算  

 何度も言うようだが、毎朝手にした新聞を広げるのが億劫になる。ワジワジーしたり、ため息が出るような記事が多いからだ。

 東京の友人に似たようなことを言われた。「あなたのブログは沖縄のことが肌感覚で伝わってきてとてもいいが、読むのがつらい。どうして世の中このようにひどいことばかり起こるのだろうと思うと同時に、非力な自分が情けなくて悲しくなる」と。

 今日もそんな記事を紹介しなくてはならない。

 

(5月5日 琉球新報 ↑↓)

 

 明日の暮らしが見通せない被災地の人々や、物価高で一日3食を2食、あるいは1食に減らして何とか日々を生きのびているような国民も大勢いるというのに…。国民の暮らしより、戦争のための米軍基地とは!

 なんという国だろうか!

 

 

 

 

2024年5月6日リンクURL

逢坂冬馬氏「憲法9条を活かした平和外交こそ 」 ~ 「 抵抗の力で戦争へのあらゆる動きにストップを!」2024年憲法講演会

 

 憲法記念日の3日、恒例の憲法講演会(県憲法普及協議会、沖縄人権協会他の主催)が、浦添市のでだこホールで開催された。 

 講演は、小説家の逢坂冬馬さんを講師に、琉球大教授の山口剛史さんを聞き手に対談形式で行われた。

 逢坂さんは、「憲法9条を活かした平和外交を行うことこそ積極平和主義だ」と強調、「現在の政治状況を生み出したのは、支配層だけでなく、権力に迎合する市民も加担した」とし、平和な社会をつくるための社会運動の必要性を訴えた。

 

 講演に先立ち、在沖ミャンマー人会会長のチョチョカイさんと事務局長のトウヤソウさんが、2021年の軍事クーデター後のミャンマーの現状を報告。「国軍による市民に対する殺害や拷問などの暴力が今も続いているが、日本ではこれらの状況がほとんど報道されない」と、民主化を求める市民らの惨状を訴えた。(会場参加者とともに、3本指を立てて「抵抗」を示すミャンマー人会のチョチョカイ会長と事務局長のトウヤソウさん)

 講演会は最後に、「(前略)沖縄戦をはじめとした世界中の戦争でいかに多くの命が奪われ、人間の尊厳が踏みにじられて来たかを知り、伝えることは戦争を止める大きな力になります。そして、いつの時代にも、どの場所にも、いのちや生活を脅かされながらも、どのような困難があろうと戦争を止めようとしてきた人々がいること、そしてその力が平和を創り出してきたことを、私たちは知っています。

 世界では分断が進み、国内でも、軍事力強化を叫ぶ勢力が国会の多数を占めている一方で、戦争とその準備を徹底的に拒否し、平和と人間の尊厳の獲得を求める世界中の人々がいます。私たちはこれらの人々と連携し、戦争に抵抗し、平和を創り出す大きなうねりを創り出していくために、立ちあがっていくことを、ここに改めて決意し、宣言します」と、2024年憲法宣言を採択して閉会した。

 

 

2024年5月4日リンクURL

オランダ軍が北部訓練場に! ~ 米軍とジャングル戦の 共同訓練

 

 昨日(1日)辺野古の座り込みでも取り上げられ、「沖縄が米同盟国軍隊の戦争準備に使われている!」と大きな怒りを呼んだ。過去にはイギリス軍との共同訓練もあったという。

 

 軍事専門家は、日米安保条約上も認められないとしており、ましてや日本側には何の連絡もなしに行われた(ホントかな?)ことで、沖縄においては、米軍のやりたい放題がまかり通っていることが、改めて浮き彫りになった。

 米軍の過重負担に加え、自衛隊の増強、第三国軍隊の訓練まで押し付けられて、やり場のない怒りに身体が震える。さらに米軍は昨日(1日)、石垣、与那国の両空港の米軍使用を申請してきたという。まさに無法地帯だ。明日は憲法記念日だというのに!

 

 

2024年5月2日リンクURL