宮城秋乃さんの裁判を支える市民の会発足 ~ 権力に物言う者に対する威嚇

 昨日(2日)は、「宮城秋乃さんの裁判を支える市民の会」の発足集会に参加した。 

 宮城秋乃さんは、米軍北部訓練場返還地に今も残る米軍廃棄物を告発、汚染者である米軍に引き取りを求めて、基地のゲート前に置いた行為が、「威力業務妨害」「道路交通法違反」などに問われて在宅起訴された。それは、「権力に物言う者は許さない」とする威嚇行為であり、「市民・国民は声を上げることすらできないのか!」と怒りが込み上げてくる。

 集会では、金高望弁護士が法的な問題点として「公訴権の乱用、表現の自由の侵害、そもそも宮城さんの告発行為が、威力妨害に当たるのか?」と説明。

 宮城さんも状況を報告、起訴後も告発行為を続けていること。返還され、浄化されたはずの北部訓練場跡地からいまも廃棄物・汚染物質、実弾演習はしないははずの場所から未使用の実弾も多量に見つかっていること。ヘリポート撤去の際に使用されたブルーシートや鉄板が放置されたままになっていること。県警も沖縄防衛局も、米軍廃棄物が残っていることを知りながら、なにも対応していないと訴えた。

 米軍廃棄物をゲート前に置いて、引き取りを求める<写真提供:宮城秋乃さん>

 会場入り口では、宮城さんが回収した米軍廃棄物の一部が展示された。

 

 

 

 

 

 集会には100人余の市民が参加、関心の高さがうかがえた。

 

<4月3日 琉球新報>

2022年4月3日リンクURL

今日(3月30日)の辺野古

 いつも使っているパソコンが不具合で、不慣れなノートパソコンのため、書き込みに時間がかかり、今日は簡単な報告とします。ご了解ください。

 霧雨の中を、今日も辺野古へ。先週は友人の告別式がありお休みしたため、2週間ぶりの辺野古である。

  いつもの時間(8:15)に辺野古へ到着すると、基地機能はすでに活動を開始していて、完全武装の兵士を満載した米軍車利用が、激しくゲートを出入りしている。

  

 9:00前の一回目の座り込みは30名余が座り込んだ。春休みになって、県外から学生など若い人たちの参加が目立っている。今日も広島から、高校2年生という若者が一人で参加していた。

  5年前にも両親と一緒に辺野古に来たという若者。少しの時間も惜しんで、多くの人たちから話を聞いていた。

 

 年度末のせいか工事車両の数が激減しており、先週から午後3時の3回目の搬入はなく、抗議行動は午前中で終わっているとのこと。今日もその可能性が高いとのことである。

 2回目の座り込みまでの合間を縫って、第三ゲートの様子を見てきた。

 

 工事車両の出入りはなかったが、ゲート周辺の森林伐採はさらにすすみ、先々週の2倍以上の面積が切り開かれ、赤茶けた山肌をさらしていた。直径2メートル近くはあろうと思われる大木の切り株、なぎ倒され引きちぎられたような姿が痛々しい。

 埋め立てが進む辺野古崎の様子が透けて見える。目隠しをするかのように、手前の木だけが切り残されている。

 一回目、二回目とも工事車両12台が入っただけで、今日も午前中だけで抗議行動は終了した。 

 

 

2022年3月30日リンクURL

「福島みずほ」さんは 国会に絶対必要な人です! ~ みずほピーストーク IN 沖縄

 

 今日(26日)は、社民党党首で参議院議員の福島みずほさんのピーストーク IN 沖縄の集会に参加した。

 みずほさんは、沖縄が大変な時、いつも県民の傍らに寄り添って居た。辺野古で、高江で、普天間基地野嵩ゲートで、沖縄の女性たちの東京行動で、体いっぱいパワーをみなぎらせて「沖縄」を語る姿が、いつも。

 そのみずほさんが、この夏の参議院議員選挙で改選を迎える。沖縄選挙区の伊波洋一さんとともにぜひとも国会に戻ってもらわないといけない。沖縄と、なにより日本の平和のために。

 国会議員になって22年目というみずほさん「議員になる前から、沖縄からたくさんの大切なことを学ばせてもらった」と語る。「ピーストーク」の全国行脚を、今日沖縄からスタートした。

 今日の「ピーストーク  IN  沖縄」では、高里鈴代さん、山城博治さん、北上田毅さんら沖縄の市民応援団が、みずほさんと共に「平和」を語った。

 

 

 

2022年3月26日リンクURL