海と山は 沖縄人のいのち ~ 1月26日の辺野古

  名護、南城市長選挙のダブル敗北に気落ちして、ブログの更新も滞ってしまったが、何時までも落ち込んでいる場合ではない。私たちは現場の闘いが基本なので、これからもただ黙々とゲート前に座り込むだけだ。そう気を取り直して辺野古へ向かった。

 今日(26日)は、やんばるの海から吹き上げる風は少し冷たかったが、ここ数日来の寒さが緩み、ポカポカと穏やかな陽の光が心地よい一日だった。

<↑  海と山は  沖縄人(うちなーんちゅ)の  いのち>

 9時の一回目は21人が座り込んだ。選挙運動でしばらく来られなかった人たちも戻ってきて、ゲート前がちょっぴりにぎやかになった。

 県道を行く車に手を振る。抗議行動への理解を訴えるためだ。

 

12:00の2回目は19人が座り込んだ。

 坐りこんだ目線の先に、白いタチアワユキセンダングサの花が咲いていた。沖縄ではどこにでも生える雑草として嫌われものだが、ビデンス・ピローサというれっきとした薬草である。サプリメントもできている。白い小さな花がかわいらしく、私は好きだ。 

 お昼は、水曜日名物豪華ランチバイキング。今日はデザートにチョコが…。バレンタインデーが近いから、だけではない。

 岡山在住の私の友人Nさんが、いつも花梨の季節になると、のどの弱い私のために花梨ジャムやシロップをつくって送って来てくれる。

その中に、チョコが二袋入っていた。それは、彼女が仲間とともにチョコを販売し、その利益を辺野古の闘いへ送っているのだ。そんな有難いチョコをひとり占めしたらバチが当たるというもの。座り込みの皆さんと分け合った。

 アーモンド入りと、抹茶の入った美味しいチョコだった。感謝! 

 午後3:00の三回目は16人がすわりこんだ。 

 

 今日も軍事演習の米軍車両がひっきりなしに基地へ出入りする。沖縄の米軍基地内のコロナ感染率はダントツ世界一と報道されている。それでも彼らは団体行動の中でもマスクもしない。

 コロナ感染は収まらず、今月31日までの予定だったまん延防止措置が、来月20まで延長になった。辺野古の抗議行動も、監視活動+自主参加の座り込みが続く。

 

 

2022年1月27日リンクURL