今日(8日)は、暖かく、というより暑くなりそうな気配を感じつつ辺野古へ向かう。真冬でもお陽様さえ顔を見せてくれれば、いいきなり夏日の気温となる亜熱帯の沖縄。予感は的中し、辺野古へ到着するころには、少し動くだけで汗ばむような陽気となった。
途中の自動車道の工事のせいで、このところ辺野古への到着が20分ほど遅くなり、着くなり座り込まなければならない。
しかも、この日は機動隊の隊長がせっかちで、私たちが座り込んですぐに排除命令が下された。ダンプもまだ数台しか並んでいないにも関わらず、である。
9:03には全員排除され、ダンプは列をなす間もなく易々と入られてしまった。
島袋文子さん、今日も元気に参加。
11:00のダンプ搬入に備えてだ第四4ートに移動すると、11時にはまだ30分もあるというのにすでに機動隊が待機していた。
抗議の市民はまだ数名しかいなかったので、ここでもたちまち排除されて、20分前にはすべての工事車両が入り終わってゲートが閉じられた。バスできたメンバーの多くは、抗議の座り込みに間に合わなかった。今日は何か雰囲気がおかしい。何かあるのだろうかと思わずにはいられない。 第4ゲートから見る大浦湾は、今日も土砂を運ぶ工事の船団が行き交っている。
工事用ゲートでの正午前の2回目は、いつもより早めに座り込んだが…。
やはり、みるみる排除されてしまった。
この後私は沖縄市で別の日程があり、正午すぎ辺野古を後にした。帰り道、空の雲もまるで夏の入道雲の様相。
北部八重岳や名護城で1月末から桜祭りが始まり、南下したさくら前線はいま中、南部、那覇で満開を迎えている。
人間社会に何があっても、自然界の季節はめぐりくる。沖縄の私たちに、こころ穏やかに花の季節を楽しむ日々は、いつ訪れるのだろうか!