PFAS汚染、基準値の1600倍 ~ 国、県、米軍 県民置き去りの対応に怒り

 連日、あまりにもいろいろ理不尽なことが起こるので、グログへのアップが追いつかない。遅ればせながら、記録のため掲載しておきたい。

                                                                                                                               

 <12月4日 琉球新報 >

 県民に対しては、いまだに分析結果の公表が行われていない。県民置き去りの対応に、怒りの声が上がる。この日(4日)汚染地域の島ぐるみ会議は、辺野古で行われた県民大行動(ブルーアクション)と開始時刻を合わせ、嘉手納の防衛局前で、PFAS汚染抗議集会が行われた

 

 

 

2021年12月7日リンクURL

デニー知事も参加! 12月ブルーアクション ~ 政府がどんなに強大な力で襲い掛かっても 私たちは負けない!めげない!あきらめない!

 12月第一土曜日の今日(4日)、辺野古でブルーアクション 県民大行動が行われた。

 コロナ明けで久々の開催であり、玉城デニー知事が「設計変更不承認」発表後初の県民大行動とあって、800人が参加、大きく盛り上がり、活気のある集会となった。  

 

 開会5分前には、玉城デニー知事が到着。大拍手、歓声で迎えられた。

 オール沖縄会議高里鈴代共同代表は、「去る25日玉城知事は、明確に設計変更不承認の決断を下した。ということは、工事は即時中止しなければならない。しかし、その後も工事はずっと続いていいる。私たちは改めて辺野古の工事を止めるために、しっかりと行動していく」と、開会のあいさつ。

 続いて「辺野古の設計変更を不承認にしたことを報告に参りました!」と玉城デニー知事。「政府は、軟弱地盤があることを、3年前すでに知っていた。本来はその時点で違法な埋め立てである。その一点だけでも設計変更は認められません」と切り出し、いくつもの不承認の理由とそこに至った経緯を説明した。そして、「この素晴らしい自然を次の世代の子どもたちに手渡していくことが私たちの義務である。私たちの誇りある沖縄を子どもたちに手渡すために、共に一致団結して行動していきましょう!」と呼びかけた。知事の力強いあいさつに大きな拍手と歓声が湧いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

公務のため、あいさつの後すぐに退席する知事に、いつまでも拍手が鳴りやまなかった。

  

 知事の後は赤嶺政賢、新垣邦男、伊波洋一、高良鉄美の国会議員が、辺野古新基地に関連してそれぞれが取り組んできた活動を報告。知事の不承認を受けて、今後に向けての決意を述べた。

 集会は、さらに各地域の島ぐるみ会議の代表、辺野古ゲート前の現場で抗議行動を指揮する各曜日のリーダーが決意を述べた。

 土木技師として、軟弱地盤の問題をはじめ、政府が隠している数々の不都合な真実を情報公開で暴き出してきた平和市民連絡会の北上田毅さんが報告。「知事が不承認を発表したその日、京都に招かれて辺野古の問題を話していた。その後名古屋の集会でも話をした。知事の不承認発表後、京都、名古屋では一週間にわたって玉城知事を支持する集会が連続して行われた。沖縄は決して孤立していない。全国へ世界へ、支援の輪が広がっている」と。

 ユーモアたっぷりにカンパを呼び掛ける稲嶺進オール沖縄共同代表。

 来年は重要な選挙が続く。玉城知事を支える市町村長を増やさなければならない。先月の選挙で誕生したばかりの渡久地北谷町長、年明け早々に選挙を迎える岸本名護市長候補と瑞慶覧長敏南城市長が決意表明。

 

 最後に、オール沖縄会議現場闘争部会長の山城博治さんが「政府がいかに強大な権力で襲い掛かって来ても、私たちは負けない!怯まない!あきらめない!勝つまで闘い続ける」と熱く力強く宣言、集会を締めくくった。

 

 

2021年12月4日リンクURL

知事の「設計変更不承認」を支持し 日米両政府に辺野古新基地建設即時断念を求める県民集会

 今日(3日)午後6時から、県庁前の県民広場で開かれた県民集会には500名余が参加、知事の決断を支持し共に闘う決意を新たにした。

 オール沖縄会議新里米吉共同代表は開会のあいさつの中で、これまで辺野古新基地建設に反対してきた県民の闘いを振り返り、「沖縄全市町村長、議会議長が揃って上京し、政府に建白書を突き付け、県民投票、各種選挙で民意を示して来た。

 銀座をデモ行進したとき”売国奴””ドブネズミ”と罵声を浴びせられても、あらゆる困難を闘い貫いてきた。改めて玉城知事が打ち出した不承認の決断を強く支持し、共に闘おう」と決意を述べた。

 さらに、国会議員代表、県議会代表、島ぐるみ会議の北部、中部、南部の各グロック代表が次々と登壇、「工事着工の3年も前に軟弱地盤があることを知りながら、その事実を隠蔽して工事を進めてきた国の行為は、欠陥住宅をつくり続ける建築業者のようなものだ。米国環境NGOが日本で唯一認めたホープスポット希望の海・辺野古は世界の宝、その海を守り抜く」と、それぞれに熱く決意を語った。

 集会は「新基地建設の設計変更は科学的にもは破綻している。法律の基準に適合していない。政府は沖縄の民意を尊重し、沖縄を犠牲にした安全保障政策は直ちにやめるべきである。軍事的抑止力から平和憲法に基づく外交努力へ安全保障の舵を切るべきである。日米政府は沖縄県知事の「設計変更不承認」を受け入れ辺野古新基地建設を即時断念せよ」との集会決議を採択して、デモ行進に移った。

 デモ行進は県庁前から国際通りを縦断、牧志ウガンで流れ解散となった。途中沿道ではデモ行進に手を振り、拍手する市民の姿も見られた。

  この日同じ時間に国会前でも、沖縄の県民集会に呼応して集会が開かれ、沖縄会場とネットで結んでメッセージの交換が行われた。

 

 

2021年12月3日リンクURL