デニー知事も参加! 12月ブルーアクション ~ 政府がどんなに強大な力で襲い掛かっても 私たちは負けない!めげない!あきらめない!

 12月第一土曜日の今日(4日)、辺野古でブルーアクション 県民大行動が行われた。

 コロナ明けで久々の開催であり、玉城デニー知事が「設計変更不承認」発表後初の県民大行動とあって、800人が参加、大きく盛り上がり、活気のある集会となった。  

 

 開会5分前には、玉城デニー知事が到着。大拍手、歓声で迎えられた。

 オール沖縄会議高里鈴代共同代表は、「去る25日玉城知事は、明確に設計変更不承認の決断を下した。ということは、工事は即時中止しなければならない。しかし、その後も工事はずっと続いていいる。私たちは改めて辺野古の工事を止めるために、しっかりと行動していく」と、開会のあいさつ。

 続いて「辺野古の設計変更を不承認にしたことを報告に参りました!」と玉城デニー知事。「政府は、軟弱地盤があることを、3年前すでに知っていた。本来はその時点で違法な埋め立てである。その一点だけでも設計変更は認められません」と切り出し、いくつもの不承認の理由とそこに至った経緯を説明した。そして、「この素晴らしい自然を次の世代の子どもたちに手渡していくことが私たちの義務である。私たちの誇りある沖縄を子どもたちに手渡すために、共に一致団結して行動していきましょう!」と呼びかけた。知事の力強いあいさつに大きな拍手と歓声が湧いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

公務のため、あいさつの後すぐに退席する知事に、いつまでも拍手が鳴りやまなかった。

  

 知事の後は赤嶺政賢、新垣邦男、伊波洋一、高良鉄美の国会議員が、辺野古新基地に関連してそれぞれが取り組んできた活動を報告。知事の不承認を受けて、今後に向けての決意を述べた。

 集会は、さらに各地域の島ぐるみ会議の代表、辺野古ゲート前の現場で抗議行動を指揮する各曜日のリーダーが決意を述べた。

 土木技師として、軟弱地盤の問題をはじめ、政府が隠している数々の不都合な真実を情報公開で暴き出してきた平和市民連絡会の北上田毅さんが報告。「知事が不承認を発表したその日、京都に招かれて辺野古の問題を話していた。その後名古屋の集会でも話をした。知事の不承認発表後、京都、名古屋では一週間にわたって玉城知事を支持する集会が連続して行われた。沖縄は決して孤立していない。全国へ世界へ、支援の輪が広がっている」と。

 ユーモアたっぷりにカンパを呼び掛ける稲嶺進オール沖縄共同代表。

 来年は重要な選挙が続く。玉城知事を支える市町村長を増やさなければならない。先月の選挙で誕生したばかりの渡久地北谷町長、年明け早々に選挙を迎える岸本名護市長候補と瑞慶覧長敏南城市長が決意表明。

 

 最後に、オール沖縄会議現場闘争部会長の山城博治さんが「政府がいかに強大な権力で襲い掛かって来ても、私たちは負けない!怯まない!あきらめない!勝つまで闘い続ける」と熱く力強く宣言、集会を締めくくった。

 

 

2021年12月4日リンクURL