28,759筆の声(辺野古反対) 防衛省へ~グリーンピース

<グリーンピースからのメッセージ>

こんにちは!皆さまにはいつもグリーンピースの活動を応援してくださり、ありがとうございます。

dugong_petition_header 19年もの間、地元の人々の反対運動が続く、辺野古・米軍基地新設工事計画。
沖縄の市民の8割が反対し、選挙でも民意は示されてきたというのに、政府はそれを無視して工事を強行しようとしています。
22日には貴重なサンゴ礁に沈めるための大型コンクリートブロック238個を積んだクレーン作業船が、地元自治体との協議もなく現場海域に搬入されました。
その一方で、陸側のキャンプシュワブ第一ゲート前では毎日多くの市民が、
非暴力で抗議活動を続けています。

いまここで問われているのは沖縄だけの問題ではありません。

一度壊したものは決して二度と戻らない。
生態系豊かな海と生き物たちをまもりたい。
平和をまもりたい。
地元の人たちを応援したい。
寄り添いたい。

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そうしてグリーンピースの国際署名“Save The Dugongs”で日本国外164の国と
地域から安倍首相宛てに寄せられた28,759筆を、今週25日、
防衛省普天間代替推進チーム係長に提出しました。

今回提出された署名に、今年2月~6月にキャロライン・ケネディ駐日大使宛てに
募集した第一次署名「沖縄・辺野古のジュゴンを守ってください」と
10月から翁長沖縄県知事宛てに募集が開始され現在も継続中のオンラインアクション「辺野古・大浦湾を海洋保護区に」を合計すると、およそ9万にも近い反対の声が
集まっています。
世界中でそれだけの人々が、沖縄で起こっているこの矛盾に注目しているのです。

提出の模様をこちらグリーンピースのホームページでご確認ください。

http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M426947&c=77122&d=8cd4

2015年11月28日リンクURL

座り込み 全国から世界から続々~今日(11月27日)の辺野古

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早朝100人超、夕方まで引きも切らず、全国から延べ500人近くの人たちが県内各地、全国、海外から辺野古へやってきた。

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今日も警視庁機動隊の暴力的な市民排除が続く工事車両用のゲートに、県民と共に座り込んだルワンダからの三人は、大学で平和学を教える教師とその教え子。辺野古のことも学生たちに伝えているという。

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21年前に起こったルワンダジェノサイド(大虐殺)で父親を殺されたという若者は「ルワンダでは違う民族間の戦いだったが、辺野古は日本の国が同じ国民である沖縄を弾圧していることが悲しい。しかし、本当の非暴力の抵抗を実体験することができて、誇らしい気持ちになった」と語った。

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韓国の若者は、自転車で社会的な問題を抱える東アジアの国々を巡っている途中に辺野古へ立ち寄った。韓国も沖縄と同じような状況(済州島での米軍基地建設)を抱え、多くの人たちが反対・抵抗して闘っている。お互いに連帯したいと。

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「慰安婦」問題に取り組む女性たちは東京から。

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ちょっと雰囲気の違う背広姿のこの集団は「日教組」の方々200名超。

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今日も、デモあり、歌あり、踊りあり、お芝居ありのゲート前テント村だった。

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2015年11月27日リンクURL

辺野古へ~坂本龍一さんからのメッセージ

世界的に活躍する音楽家の坂本龍一さん(63)が
沖縄の女性ボーカルユニットとのコラボレーションシングル「弥勒世果報(みるくゆがふ)-undercooled」を発売した。

坂本さんは、このCDの発売に寄せてメッセージを発表し「辺野古への新基地建設は凶暴なまでに法を無視している。理不尽なことだ」と、改めて辺野古新基地建設に反対する姿勢を表明している。
CDの売り上げは、すべて辺野古新基地建設に抵抗する沖縄の運動に寄付されることになっている。

弥勒世果報 チラシ

<坂本龍一さんからのメッセージ>
「undercooled」という曲は2003年
アメリカが大量破壊兵器があるという虚偽の理由でイラクに攻め入った頃、
「もっと頭を冷やせ!」という気持ちを込めて作った曲です。

少し前に、長年の友人である
古謝美佐子さんたちが結成した「うないぐみ」サイドから、「この曲に歌詞をつけて歌いたい」という話があり、
去年その録音が送られて来ました。

何度もそれを聴き、僕に何ができるかを考え始めた頃、
ガンに罹患していることが分かりました。

一年が過ぎ体力も少し回復してきたので、
歌をひきたたせる最小限の音を入れることにしました。
また、UAさんには「つぶやき」を
Coccoさんには、カバーのためにご自身の絵を
快く提供していただきました。

ぼくもうないぐみの皆さんも
アメリカ軍基地の辺野古移設で沖縄の海と
貴重な生態系が壊されることに反対ですので
この曲の売り上げからレーベルサイドの手数料や
諸経費を除いたアーティストの収入のすべてを
辺野古基金へ寄付することにします。

坂本龍一

2015年11月26日リンクURL