24日(木)は午後五時から県庁前で行われた福島原発汚染水放出抗議集会(リレートーク)に参加した。
県内の平和、人権、環境保護の市民団体が開いたもので、市民およそ50人が参加して、それぞれの分野から汚染処理水の海洋放出の危険性について、道行人々にリレートークで訴えた。
「政府は安全性を強調しているが、汚染水にはトリチウムだけでなく、放射能を帯びた様々な化学物質が含まれ、薄めても食物連鎖で人間の身体に入り、蓄積されていく。安全性は誰にも補償できない」
「世界は海によって結ばれており、誰一人無関係の人はいない」
「国は嘘をついた!漁業者の承諾なく汚染水を海に流すことはしないとの約束を反故にした」など。
集会の途中、最高裁が辺野古埋め立ての設計変更をめぐって沖縄県が訴えていた裁判の棄却を決定したとのニュースが伝えられた。予想はされていたが、国家権力の横暴の極み。福島原発事故への対応と根っこは一緒である。
この国は、国民を置き去りにして、いったいどこへ行こうとしているのか!
オール沖縄県民会議では、明日「辺野古・関与取消訴訟の最高裁判決への緊急抗議集会を開催する。
日時:8月28日(月)12時15分〜
場所:県庁前県民広場
主催:オール沖縄会議