続けることで誰かの居場所に ~ フラワーデモ in okinawa 満4年

  性暴力のない社会を訴えて2019年8月11日にスタートしたフラワーデモが、県庁前・県民広場で行われるようになって今月11日で満四年となった。

 毎月同じ日(11日)、同じ時間(午後7時)、同じ場所(県庁前県民広場)、同じ思い(性暴力NO)で集い行われるフラワーデモ。「続けることで誰かの居場所になる」と、呼びかけ人は、5年目のあいさつで述べた。

 最近は男性の参加者も増えている。この日も、開催前に1人の男性が駆けつけ、「スタンディングには参加できないが、主旨に賛同している意志を伝えるため、花を届けたい」と、一房の花束を差し出して去って行った。

 およそ30分間、道行く人々に向かって静かにスタンディング。残りの30分間、参加者同士発言するしないにかかわらず、思いを共有する。

 主催者ではフラワーデモが5年目に入るにあたり、活動を紹介するリーフレットを作成、参加者や道行く人たちに配られた。

<リーフレットから>

 

2023年8月12日リンクURL

台風一過の辺野古(8月9日)から

 3週間ぶりの辺野古である。先々週は多忙で、先週は台風で行けなかった。6:40、辺野古行きのバス乗場・県庁前の県民広場に到着。

 いつもはエサを探してせわしそうにそこら中をつつき回っている鳩の群れが、今日はなぜかのんびりと羽を休めている。台風避難で疲れたのだろうか?

 時間を知ろうと県議会棟横にあるはずの時計を見上げると、輪っかだけを残し、ひしゃげて垂れ下がり、台風の威力を見せつけていた。今日の辺野古、たぶん抗議行動どころではないはず。テントの修復、周りの片付けに追われるだろうと、想像がつく。

 屋根のシートがはがされ、骨組みだけになった座り込みテント。先着の人たちがすでに修復の作業を始めていた。


 みんなで手分けして、舞い散った木の枝や葉っぱを片付け、清掃し、シートを張り直した。

 木々の多くも葉を落とし、常緑の琉球松だけが緑色を残している。

 それでも9時前にはゲート前に座り込む。いつもより参加者がかなり少ない。十数人はいるだろうか。やはりみんな、家の台風後の片付けが大変で辺野古どころではないと思われる。とくに農業の人たちは被害も甚大であろう。本当はそちらの方に応援に駆け付けたいくらいだ。

 海はまだ波が高く、海上からの土砂搬入はなく、その他の工事も再開されていないとの報告。この日工事用ゲートから入ったダンプは15台のみ。結局、午後の資材搬入はないということで、抗議行動は朝一回だけで打ち上げとなった。

 明日以降の抗議行動のために、可能な限り今日中に修復をと頑張り、昼食後に解散となった。

 沿道の路肩では、台風一過の日差しを待ちわびていたかのように、黄色いタマスダレの花が一斉に咲き出しいる。(帰宅すると、我が家の庭のタマスダレも咲きそろっていた)

 不屈の座り込み・3321日目の辺野古より。

 

 

2023年8月10日リンクURL

再び暴風警報発令 ~ 迷走台風6号Uターンして戻ってきた!

 いろいろあって2週間ほどブログが更新できない中で、沖縄が強力な台風に襲われ、多くの方々にご心配をおかけしています。なんとか無事に過ごしておりますが、Uターンして戻って来た台風で、先ほど(16時30分ごろ)再び暴風警報が発令されました。 

 我が家では、昨日までに庭のモリンガの木の大きな枝が2本、風に揺さぶられて折れてしまいました。枝とはいっても直径が15cm、高さが 6、7メートルはある大きな枝です。

 フェンスの向こうは川で、折れた枝のうち一本は、暴風雨で水かさのました川に落ちて、そのまま濁流に乗って流され、一本はフェンスとブーゲンビレアの枝に引っかかって折れ口を天に向けて川に突きささり、台風のすさまじさを見せつけています。

 

 大切な薬木なので、丹精込めて育てて来たモリンガです。幸い幹の部分は残っているので、2,3カ月もすると再生してくれると思います。

 台風の二日前、偶然みどり滴るモリンガを写していました。これほどに復活するには4、5ヶ月はかかるかもしれません。

 また、今晩から明日にかけて、庭の他の植物たちも暴風雨にさらされますが、人間も一緒に、この試練に耐えたいと思います。

 

2023年8月4日リンクURL