辺野古新基地 設計変更を申請 ~ 防衛省が今日(21日)沖縄県に提出

 今朝8時40分ごろ、沖縄防衛局は軟弱地盤改良に伴う辺野古新基地の設計変更申請を、県北部土木事務所に提出した。日本中がコロナ禍で様々な社会活動を停止する中で、国は辺野古新基地の建設に関してだけは、着々と進めている。

 辺野古新基地建設に反対するオール沖縄会議及び島ぐるみ会議は、今日夕方、沖縄防衛局に対し、代表による抗議を行う。

<以下 琉球新報電子版より>

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、防衛省は21日、軟弱地盤の改良工事に伴う設計変更を県に申請した。大浦湾側に広がる軟弱地盤の改良のため、砂で固めた杭(くい)を打ち込む工法などを追加したほか、埋め立て区域を囲ったり仕切ったりする護岸の形状を変更する。県の承認が得られた段階から米軍の使用開始まで期間を12年と見込み、埋め立てに要する7200億円を含めて総工費9300億円を見積もっている。

 防衛省沖縄防衛局の職員が21日午前8時40分ごろ、名護市にある県北部土木事務所を訪れ、申請書を提出した。

 米軍の使用開始までにかかる12年のうち、埋め立てなどに要する工期は9年3か月で、総工費のうち7200億円が充てられる。当初計画で資材置き場などに利用するため予定していた辺野古漁港近くの埋め立て(約5ヘクタール)は取りやめる。埋め立て土砂としてに使われる計画だった海砂もやめ、リサイクル材に切り替えるとしている。

 新基地建設に反対する県の玉城デニー知事はこれを不承認とする考え。防衛省の示している工期は県の承認を起点とするため、防衛省が示した12年の期間は、実際にはさらに時間を要する見通しだ。

 設計変更の申請は、北部土木事務所によると21日午前8時40分ごろ、沖縄防衛局の職員4人が同事務所を訪れ、書類を提出した。事前の連絡はなかったという。

 <4月22日 琉球新報>

2020年4月21日リンクURL

花のジンベエザメ

 右を向いても左を向いてもコロナ、コロナで窒息しそうな毎日(特に那覇の都心部では)ですが、ちょっとだけ自然の中に目を向けると、道端の小さな雑草の花が、街路樹の新緑が、何かを語り掛けてくれているようで、元気が出ます。

 写真は、コロナで休館中の沖縄県立博物館・美術館の前で見つけたジンベエザメです。沖縄美ら海水族館で一番人気のジンベエザメが、那覇のど真ん中にやってきました。

 <お花は四季咲きベゴニアが主体でした>

 世界最大の魚と言われるジンベェザメ、沖縄美ら海水族館では世界ではじめて水槽内での複数飼育(現在3匹)に成功、現在水槽内での繁殖を目指しているそうです。(沖縄美ら海水族館もコロナ休館中)

<注:正確に言えば「雑草」という名の植物はありせん。私がその植物の名前を知らないだけです。ごめんなさい>

 

2020年4月19日リンクURL

辺野古の工事 一時中断 ~ 受注業者にコロナ感染者

 オール沖縄会議が「コロナ対策のため抗議行動を中止する」と決めたが、ゲート前や安和、塩川でも「工事が止まらない限り抗議をやめるわけにはいかない」と、一部の人たちがやむにやまれぬ思いで座り込み、搬入阻止行動を続けているようである。

 

 県やオール沖縄会議をはじめ、県出身国会議員、各民間団体が、沖縄防衛局に対し「工事を中止するよう」再三申し入れをしているが「受注業者(大手ゼネコン)が、中止の必要はないと言っている」として、国は県民の声など、全く聞く気はない。

                                   しかし、昨日(16日)、その業者の中にコロナ感染者が出て「17日から工事を一時中断する」と、沖縄防衛局が発表した。

 

 

 

 

 

 

2020年4月17日リンクURL