弾圧続く~今日(6月5日)の辺野古

海保のボートが轢く5日、琉球新報の1面トップ記事の写真。
見出しは、「海保ボート男性衝突」となっているが
写真(元写真は動画)を提供した「圧殺の海」を制作した森の映画社藤本監督説明によると、衝突というより「泳いでいた男性に突っ込み、轢いた。これは殺人未遂という方が正確だ」という。

今日の辺野古ゲート前の抗議行動は
これらの海保による暴力的な弾圧に抗議して
海上で抗議行動を繰り広げるカヌーチーム(辺野古ブルー)や
辺野古レインボー・辺野古ドリーム(抗議船)がよく見える瀬嵩の浜に移動して行われた。

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黄色いフロートで仕切られた大浦湾に、前日からスパット台船が1隻増えて3隻になり、作業が加速されていることが懸念される。
前日の暴力的な弾圧に加えて、今日もすでにカヌー十数艇が不当に拘束されていることにみんな(およそ100人)で抗議の声を上げた。

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はじめは海岸に添った沿道から海保への抗議と、抗議船へ声援を送っていたが
拘束されている辺野古ブルーや抗議船の声が届くようにと
浜辺へ降りて行った。

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浜辺で抗議の声を挙げる市民に向かって、まるで挑発するように
海保のボートが突っ込んでくる。

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「拘束した仲間を、今すぐ、安全に、返せ!」と、海保に拘束された辺野古ブルーのメンバー全員が解放されるまで、およそ2時間声を上げ続けた。

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開放された辺野古ブルーの皆さん。
前日海保のボートに轢かれた男性(本人)が、そのときの様子を、
「気が付いたときは猛スピードで突っ込んでくるボートが目の前に迫っていて
ぶつかりそのまま下敷きに。死ぬかと思った。
スクリューに巻き込まれていたら、手足をもぎ取られるか、首が飛んで死んでいた。たまたま運が良かったので生きている」と、恐怖を語った。

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同じく前日ゲート前で、機動隊の責任者が
座り込んでいいた市民に「この犯罪者が!」と暴言を吐いて
「抗議・抵抗する市民に対し、力や言葉の暴力で権利を奪う権力こそ犯罪だ!」と
さらに県民の怒りを買っている。

2015年6月6日リンクURL