今日のゲート前は、田港のオジィ87歳の誕生日祝いで華やいだ。
ゲート前の座り込み現場で、 みんなから田港のオジィと呼ばれ慕われる田港清治さんは
文子オバァこと島袋文子さん86歳と共に辺野古・ゲート前のシンボル的存在。
毎朝7時すぎ、20~30個の菓子パンを引っさげて姿を現す田港のオジィ。自宅から30分も歩いたり自転車をこいでやって来て、ゲート前に座り込む人たち一人ひとりにパンを手渡しながら、励ましの声をかけるのが日課である。
杖をつきながらも、デモの先頭に立つことだって臆しない。
沖縄の祝いの席に欠かせない古典音楽「かじゃで風」の生演奏と琉球舞踊で長寿を寿ぎ、差し入れの祝い饅頭やサーターアンダギー、ケーキのおすそ分けが、テントのみんなにふるまわれ、最後にカチャーシーで誕生祝を締めくくった。
老人力溢れる長寿県沖縄の反基地の闘い。ゲート前にはさらに高齢の勇者がいらっしゃる。毎回風刺の効いた琉歌で抵抗の歌を詠み、人々を奮い立たせる有銘政夫さん89歳。 今月の一句は
「安倍の思いやり アベコベどやゆる 沖縄くしなさい アメリカど拝む」
安倍(首相)の思いやりは (まるで)アベコベではないか 沖縄(=国民)を後ろにおいやり アメリカを拝む(崇拝)」
60代の私、「年だから…」なんて言ったら怒られる! が、がんばります!!