今日(9.9)の辺野古

今日も
辺野古の海と空は、どこまでも青い。

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仲秋の名月・満月の大干潮とあって
泳げないためカヌー隊になれない私も
海に入れるのではないかと期待して
今日は基地ゲートだけではなく、浜に降りてみた。

しかし、大干潮でも歩いて現場まで行くのは危険だという。
仕方がないから陸から カヌー隊の応援団に加わった。

カヌー隊出発。

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沖の黄色いフロートで囲まれたスパット台船を目指す。

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カヌーに乗れない人たちは、腰まで海水に浸かって
カヌー隊へ声援を送る。

海上では、海上保安庁の高速ボートが、カヌーを蹴散らすかのように走り回っている。

海保の仕事は 本来、海の安全を守ることが任務のはずなのに、

逆に抗議の人々を危険にさらしている。

安全指導と称して、今日も一時カヌー隊21人が海保に確保された。しかし逮捕はされてない。

なぜなら、彼らが勝手に決めた立ち入り禁止区域は、何の法的根拠もないと、

彼ら自身が知っているからだ。

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浜辺を分断する金網には
全国から届けられたメッセージが風になびき、 人々を励ましてくれる。

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金網の向こうは辺野古基地(キャンプ・シュワーブ)。
抗議の人達が、基地側の海岸に上陸しないよう
警備の目が光る。
上空には、県警のへりが2機、飛び回っていた。

 

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そこへ、爆音をとどろかせて飛んできたのはオスプレイ。
抗議の声をあざ笑うかのように
基地と海の上空を、これ見よがしに何度も行き来した。

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テント村では、地元のおじぃ・おばぁも顔を見せて下さった。

20年近く前、この方々が初めに座り込みを始めた。
いいまは高齢となり、連日の座り込みは無理になったが
それでも週に一度は必ずいらっしゃる。
テント村の象徴・「嘉陽のおじぃ」は93才
60代なんて鼻たれだ。「年だから」なんて甘えてはいられない。

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テント村裏の生け垣、沖縄の青い空にこそ似合うアカバナーが風に優しく揺れていた。

 

 

2014年9月9日リンクURL