「ようへい」頑張れ! ~ 1月19日の辺野古

 今日(19日)は、一日小雨模様のようだ。気温も最高気温17度の予報。

 雪国の人には笑われるかもしれないが、沖縄の人間にとっては十分に寒い。戸外は風が強く、特にやんばるは海風と緑の中を渡ってくる風が相まって、体感温度はさらに低くなる。震えながら今日も辺野古へ。

           

 

               

        

 

米軍基地の朝は早い。8時過ぎに辺野古へ到着すると、シュワブ基地のメインゲートからに出入りする軍事車両はすでに列をなしていた。基地内でまん延するコロナにも拘わらず、軍事演習は止まらない。

 コロナまん延防止のため抗議行動休止に入って2週目。いっこうに衰えを見せない感染拡大。一回目の搬入には16人が座り込んだ。

 今日も入るのは少しのミキサー車の他は空のダンプばかり。空で入ったダンプは、陸上で行われている工事で出てきた赤土を運び出している。

 南国の太陽、風雨にさらされ劣化した横断幕が、張り替えられた。

 二回目、三回目も同じく自主参加した15~16人が座り込んで、知事の不承認にも拘わらずコロナ禍の中でも続く違法な工事に抗議した。

 座り込みながらも気掛かりは選挙戦中盤に入った名護市長選挙。全国から応援の声も届くが、昨日の地元紙は世論調査の結果「現職先行!岸本候補猛追!」と報じる。

 名護市民の世論は、新基地反対65%、なのになぜ新基地容認派の現職が先行なのか?県外の方々には理解しがたいであろう。そこが沖縄の苦悩なのだ。新基地には反対でも、政権に逆らっては生き残れない零細弱小企業の多い沖縄経済界と地方行政がある。

 この後辺野古抗議行動終了後、夕方までの「少ない時間でも」と、応援に行くことになった。

 

2022年1月20日リンクURL