4軍調整官 抗議に逆切れ~オスプレイ墜落事故

在沖米軍の最高責任者であるニコルソン4軍調整官は14日、
オスプレイ墜落事故に対する安慶名副知事の抗議を受け、
「事故は遺憾だが、パイロットは遺憾ではない。県民を事故に巻き込まなかった彼の判断と操縦技術は、感謝されべきで、表彰ものだ」と声を荒げ、机をたたいて怒った(報道によると)という。

何をかいわんや!逆切れもいいところだ。
米軍の中には、「日本のために、沖縄のためにいてやっているんだ」という意識しかなく、県民との意識のズレはとてつもなく大きい。

高江で、辺野古で、嘉手納や普天間のゲートで県民が、何年、何十年にもわたって抗議行動続けている意味が、彼らには全くわかっていない。

その背景には、日本政府による沖縄県民に対する偏見と差別が大きく影響している。アメリカの植民地である日本の、さらに植民地である沖縄は、米軍にとっては取るに足らない存在なのだ。だから、約束も守らない、人権をないがしろにする傍若無人な演習がまかり通っている。

p1040704<ヘリモードで県民の頭上を飛ぶオスプレイ>

p1040784<普天間基地に駐留するオスプレイ(24機)。この中の一機が墜落した>

2016年12月15日リンクURL