民意は出たぞ!工事を止めろ! ~ 今日(4月24日)安和、辺野古

水曜日は安和集中行動日、6:30那覇を出発したバスは、曇り空、時折小雨がばらつく中、8:00安和に到着。

海上にカヌーチームの姿はなく、海保と警備船が十数隻も浮かんでいた。

先週、大渋滞したダンプトラックの出口は、警備員の数が増えていた。

私たちは信号に従って舗道を歩き(デモ行進)、トラックも信号通りを守って通行していると、一回の信号で一台しか港の中に入れないため、右折信号をまえに土砂を積んだトラックが数珠つなぎになる。

 いらだったトラックの運転手が、何を勘違いしたのか、反対車線の直進車両に突進して、あわや正面衝突かという状況に。

警察の静止も聞かず、小型車がバックすると、さらに追いかけるように突進していった。

そんな粗暴運転に、警察は特に注意することもなく、抗議する人々のほうを静止して、トラックを港の中に誘導したので、「警察おかしい!このような危険運転をするダンプは通行させるな」と、みんなで抗議した。

50分後、同じダンプがまたゲートに入ろうとしたので、リーダーの山城博治さんがトラックを静止し、抗議の意思を伝えようとしたところ…

 

 多くのダンプ運転手は、私たちの抗議活動を理解し、信号を守って通行している。中には、頭を下げたり、手を振って通っていく人さえいる。お互いの立場を尊重し合おうとしている。しかし、中にはこんな人も。このような姿を見ていると、なんだか悲しくなってくる。

 先週は、大勢の警察官のいる前で、携帯電話で話しながらゲートに入ってくるダンプもあった。権力の方を向いている警察は、全く本来の「警察」の用をなしていない。

◇  ◇  ◇

 10時過ぎ、安和ではまだ抗議行動が続いていたが、早朝那覇から来たバスのメンバーは、急遽辺野古へ移動することになった。

10:40、辺野古につくと、一回目のトラックの搬入が終わったばかりで、休憩に入ったところだった。水曜日は安和に人が集中するため、辺野古はかなり少数になる。

抗議の看板や横幕はやたらとにぎやかだった。

本部港にジュゴンの死骸が打ち上げられて以後、辺野古のジュゴンの目に赤い涙が書き加えられた。

私は、午後から別の日程のため、昼前に辺野古を後にした。

 

朝、安和に向かう途中、伊芸のサービスエリアで見かけた月見草の花。

優しい花の色に、気持ちがなんだかほっとするね。

 

 

2019年4月24日リンクURL