えっ!南の島にゴマアザラシ? ~ 渡嘉敷島 新情報②

ゴマアザラシって、お鼻がハート型なんですね。可愛い!まだ幼獣なんだそうです。

ゴマアザラシは通常アラスカから日本の北海道あたりに生息していて、4月頃に北の海の流氷で出産、夏場にはさらに北上して暮らすといわれています。

このような生態系を持つゴマアザラシが、2014年6月、渡嘉敷村阿波連のウフンシルと呼ばれる地の水路で発見され、話題になりました。

北の国に住んでいるはずのゴマアザラシが、どんな経緯で南国沖縄までたどり着いたのかはわかりませんが、残念ながら数日後に死骸となって発見されたのです。

2016年3月、沖縄では初めてとなるゴマアザラシの全身骨格標本が出来上がりました。いま渡嘉敷港のターミナルロビーに展示され、人気者となっています。

 

 

 

 

 

ゴマアザラシの赤ちゃんが、北海道から沖縄まで泳ぐことは難しいので、何らかの間違いで南の島にたどり着いたお母さんゴマアザラシが、沖縄近海で出産し、子育てをしていたのだろうとみられています。

前足や後脚にまだ幼さが残るゴマアザラシ。ぜひ渡嘉敷島まで会いにいらしてください。

2019年4月4日リンクURL