衆議院沖縄三区の補欠選挙、沖縄県民は改めて明確に「辺野古新基地ノー」を国に突き付けた。
<当選確実の第一報に飛び上がって喜ぶ屋良候補、玉城デニー知事。玉城知事は自身の当選のときよりも嬉しそうだった。喜びの気持ちを爆発させて飛び上がる知事の姿が印象的だ。(22日沖縄タイムス)より>
当選した屋良朝博さんは、全く無名の新人、対する相手候補は安倍政権がまる抱えする、沖縄担当大臣まで務めた超有名人。
しかも、選挙区内14市町村のうち13市町村の首長が相手側を支持、屋良さんを推したのはたった一人だけだった。加えて、今回の選挙から自公に維新までが安倍政権にくっ着くという状況の中で、当選するのは至難の業と思われた。
それでも、勝ったのだ。「辺野古新基地ノー!」の民意はゆるぎないことを、県民は改めて全国へ、世界に向けて示した。
知事選で敗北した政府、自民党は「辺野古は争点ではなかった」と言い放った。しかし今回は、初めて明確に「辺野古容認」を打ち出して負けたのだ。負けを認めて一日も早く、辺野古から撤退すべきである。