辺野古 抵抗の歌 ③ ~ ボケない小唄・ボケます小唄
島ぐるみ会議の辺野古バスの中や、シュワブゲート前でも、
とりわけ大人気のこの歌。
松尾和子とマヒナスターズが歌って大ヒットした「お座敷小唄」の替え歌です。
と、言っても知っているのは、第二団塊世代以上の人たちでしょうか!
<ボケない小唄>
一、辺野古へのこで今日も行く
笑い忘れず よくしゃべり
頭と足腰使う人
辺野古大学ボケません
二、入れ歯いれても白髪でも
頭はげても まだ若い
ゲート前での座り込み
座るだけならまだできる
三、 ゲート前での走り込み
後ろ機動隊 迫りくる
駆けてるつもりがノロノロと
息を切らしてボケません
<ボケます小唄>
一、何もしないでぼんやりと
テレビばかりを見ていると
頭も体も衰えて
人より早くボケますよ
二、仲間いなくて一人だけ
いつもすることない人は
夢も希望も逃げていく
若いうちからボケますよ
三、旅行、お散歩嫌いです
踊りもダンスも大嫌い
お金とストレス貯める人
人の二倍もボケますよ
ウチアタイ(思い当たる)する人も少なくないことでしょう!
そうでない人も思わずクスッとする歌です。
どんなにきびしい状況のなかでも、ユーモアと優しさ、柔軟性を失わないところが沖縄の抵抗の強さです。
新基地建設は「 海」だけでなく「山」の環境も破壊する!
辺野古の海を埋め立てて新基地を建設するには
沖縄県庁70棟分に相当する2100万立方メートルに上る
膨大な土砂が必要だという。
それだけ大量の土砂は沖縄県内だけでは調達できず、
その8割が県外から持ち込まれることになっている。
が、それをどこから持ってくるのかは、これまで環境団体などが
どんなに説明を求めても、全く明らかにされなかった。
しかし、このほど奄美大島、徳之島、瀬戸内海の島々などいくつかの地域で
すでに採掘が始まり、それが沖縄辺野古へ運ばれることが、
地元の人たちの取り組みで明らかになってきた。
さる31日奄美市で、これら採石予定地を抱える地域が連携し、
「辺野古土砂搬出反対全国協議会」が設立された。
採択された決議文では「離島・農漁村は高度成長下で資材供給を担わされ、破壊と公害に苦しんできた。やっと乱開発に歯止めがかかったばかりなのに、新たな大量土砂流出は、再び故郷の荒廃を加速しかねない。沖縄と日本各地の自然破壊、軍事基地への加担を強制する二重破壊だ」と、計画の撤回を訴えている。
採石地のネットワーク作りを呼びかけた奄美大島の代表は
17日の県民大会の前々日、辺野古ゲート前の座り込みに参加し、
「土砂の搬出元で座り込み、辺野古へは絶対運ばせない」とあいさつした。
また、沖縄でも県議会与党会派が「土砂搬入を制限する条例案」を
県議会6月定例会に提出する準備を進めている。