2016年 元旦
あけまして
おめでとう
ございます
今年はふるさと・渡嘉敷島でお正月を迎えたので
辺野古には行けなかったのですが
平和市民連絡会のMLから、辺野古の元旦の様子をお届けします。
日の出とともに、地元の神人により、古式にのっとって平和の祈りをささげた後、
ことしこそ平和の幕開けでありますようにとの願いを込め、古典音楽を奏で、古典舞踊で一年の行動始まりを寿いだ。
翁長知事が辺野古の埋め立て承認を取り消したのに対し、国交省が執行停止で効力を奪い、埋め立てに向けた工事を強硬に進めている中、県が国地方係争処理委員会へ行った不服審査の申し出を、委員会は24日、「却下」という形で門前払いした。これに対し、沖縄県は即日「抗告訴訟」を提起、工事を止めるため不退転の決意を示した。
翁長知事は記者会見で、「私たちの後姿を子や孫に見てもらうことで、次の世代が沖縄の将来を担うことにつながる」と、国提訴への強い決意を語っている。
警視庁の機動隊が東京に帰っても、また、クリスマスだからと言っても、
基地内への工事車両の侵入が「ない」とは言い切れない。
だから気を抜かず、今日も雨の中早朝6時から、いつものように最大40数名が参加して座り込み行動は行われた。
さすがに基地内に出入りする軍用車両や米兵の車はなく、県警機動隊も姿を見せなかった。
やってきたのはサンタさんだった。
サンタさんからのプレゼントは「愛」と「黒砂糖」
佐々木愛さんは、1950年代につくられた映画「沖縄」の出演がきっかけで、以来沖縄との縁を深めてきた。年内の仕事がすべて終わったので、早速沖縄へ平和の学びの旅に出かけてきたという
雨が激しくなってきたので、メインゲート前の抗議テントに移動。
今日も県外、海外、県内各地から参加の人たちがそれぞれに辺野古への思いを語った。
「普天間ゲート前でゴスペルを歌う会」の皆さんがクリスマスの歌を「愛」を込めて!
イエス・キリストの生誕は、まず貧しき羊飼いたちのもとに伝えられた。当時羊飼いたちは人間扱いされていなかった。神は常に一番貧しきもの、一番虐げられたもののそばに、共におられる。
「イエス・キリストは、いま、どこに?」と問われれば、まさにこの辺野古に、日本によって人間扱いされてこなかったこの沖縄におられる。
神は「愛」そのもの。
東京からやってきた高校一年生の彼は、冬休み中辺野古にいる予定。安保法案審議中の国会前の集会に毎日通っていたという。辺野古にきて感じた事は「機動隊や警備の人たちはお金のためにここで働いている。だけど新基地に反対してゲート前に座り込んでいる皆さんは”愛”でここにきていると感じた。
シールズ琉球で活動する彼は「ここに座り込む皆さんに、故郷沖縄への”愛”を感じます。私は皆さんの背中を見ています。どうぞ今後も誇りをもって座り込みを続けてください。私自身もこれからの世代に自分の背中を見せていきたい。今日ここでの学びはまさにクリスマスプレゼント。皆さんからいただいたプレゼントを次の世代に渡していきたい」
故郷への愛に満ちた力強い彫刻で知られる金城実さんは、「誰にも愛する故郷がある。みんなで故郷を歌いましょう」と、得意のハーモニカで「ふるさと」を演奏してくださった。
今日の発言者のキーワードは期せずして「愛」だった。
ハッピー!クリスマス!! Happy Xmas!