座り込み600日目の辺野古(2月26日)~花も嵐も踏み越えて

 2014年7月1日から始まったシュワブ・ゲート前行動が
今日2月26日で600日となった。

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 水・木の集中行動日の後で、毎週4~5回もごぼう抜きにあう金曜日。
今日もさぞかし!と覚悟して行ったら、なぜか、一台の工事車両も来ず、機動隊のお出ましもなかった。

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 メインゲートから基地に出入りする米軍車両に抗議の意思表示をしていると
出番がなかった機動隊が一度だけ、脅しのように、ゲート前に整列して見せた。

奥の方にも横一列に100人近い機動隊がいる。(メインゲート)

奥の方にも横一列に100人近い機動隊がいる。(メインゲート)

 午後になっても工事車両は姿をみせず、
今日600日の抗議行動を、歌と踊りで締めくくった。

ゲート前名物・辺野古ダンス(ラインダンス)

ゲート前名物・辺野古ダンス(ラインダンス)

花も嵐も踏み越えて続けてきたゲート前行動600日を彩り、励まし、鼓舞してくれた歌や踊りの数々。
「翼をください」「明日があるさ」、地元沖縄のミュージシャンの作品「勝利の歌」
みんなで歌い踊った。600日間のこもごもに想いあふれ、感極まって涙をぬぐう参加者の姿も。

「勝利の歌」に合わせてカチャーシー

「勝利の歌」に合わせてカチャーシー

 

 ゲート前行動をまとめてきた三団体(沖縄平和運動センター、平和市民連絡会、統一連)の代表も勢ぞろい。

三団体の代表勢ぞろい。左から統一連・仲村さん、平和運動センター・山城さん、平和市民連絡会・高里さん

三団体の代表勢ぞろい。左から統一連・仲村さん、平和運動センター・山城さん、平和市民連絡会・高里さん

 

 最後に記念撮影も。

「ガンバロウ!」島ぐるみバージョン

「ガンバロウ!」島ぐるみバージョン

明日からまた決意も新たに601日目!

2016年2月26日リンクURL

赤瓦と桜、そしてカエンカズラの競演

一月中旬、本部・八重岳のさくらまつりを皮切りに南下してきた沖縄の桜前線も
那覇で満開を過ぎ、そろそろ葉桜の季節に移る頃になりました。

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 <赤瓦があまりよく写っていませんけど…パパイヤはおまけです>

今年の桜はちょっと物足りなかったかなーと思います。
極端に寒かった(観測史上初の雪も降ったし)り、夏かと思うほど暑かったりりと、
天候不順が続いたせいもあるのでしょうか。

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今が最盛期のカエンカズラとのコラボレーションを見つけたので
カメラに収めました。お楽しみください。DVC00001.JPG

 

2016年2月23日リンクURL

今日(2月19日)の辺野古 ② ~韓国の子どもたちも座り込み

水曜・木曜の集中行動日には今週も300人、400人が
ゲート前に結集し、工事車両を侵入させない取り組みが行われた。
その後の日の金曜日は、水・木のロスを取り戻そうと
工事業者の車が中に入る回数も増え、機動隊も腹いせのように
座り込みの人たちへ挑むように向かってくる。
魔の金曜日だ。

座り込みの人数も少なかったので、少し心細かったが
10時を過ぎるころから、読谷の島ぐるみバスや、特に那覇の島ぐるみバスは
53名の満員御礼のうれしい悲鳴。

金曜日は うない(女性)デー

金曜日は うない(女性)デー

また、韓国・チェジュ島のカンジョンから小学校6年生のグループが20 数名で
ゲート前の座り込みに参加。一気ににぎやかになった。

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ひとりひとり黄色いリボンに書き込んだメッセージを読み上げてゲート前の人たちを激励。「19年も闘って来た沖縄の人たちの平和への想いが報われますように」と。

カンジョンは、沖縄と同じように建設中の米軍基地に反対して民衆が闘っている地域なので
座り込んでいる大人たちに「なぜ基地に反対しているのか?」「平和とは?」など鋭い質問を
投げかけていた。

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パパとママに連れられてきた双子ちゃんは埼玉から。
「仕事と暮らしに追われて、なかなか沖縄に来られなかった。
人ごとではなく、この子らに沖縄の人たちが味わった戦争のむごさを、二度と味あわせたくない。そんな気持ちで、わずかな時間だけど、沖縄の皆さんと一緒に基地のゲートに座りたい」と、二人のママは、涙を拭いながら、自己紹介した。

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今日で593日目の辺野古ゲート前でした。

2016年2月20日リンクURL