5・15沖縄平和行進・東コースは、13日9時45分
辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前から座り込みの市民に見送られて、元気よく出発した。
<東コース行進団、およそ500名で辺野古シュワブ・ゲート前をスタート>
行進団は、まずシュワブゲートでデモ行進、座り込みのあと、午前9時から出発前のセレンニーを行った。
<沖縄と同じく米軍基地を抱え、抵抗を続けている韓国からも30人が参加>
<ゲート前を埋め尽くした人々、見送る側も含めておよそ700名>
ゲート前では、この日もいつも通り座り込み抗議行動が続けられ、県内外から次々と参加者が訪れた。
ちなみに「5・15」とは、1972年の5月15日、沖縄が米軍施政権下から日本に復帰した日。今年44年目を迎えた。
米軍基地がそのまま残り、県民が望んだ内容の日本復帰ではなかった。
以後、復帰の日にちなみ、基地のない平和な沖縄を取り戻すことを目指し、毎年東、西、南の3か所から平和行進がスタートし、県内各地を歩き通す。今年は県外からも延べ700が参加する予定。
今年は、東コースが辺野古、西コースは読谷村、南コースは沖縄戦の激戦地・糸満からそれぞれスタートし、15日正午から県民集会が開かれる那覇市おもろまちの公園を目指す。