5・15平和行進始まる~今日(5月・13日)の辺野古

5・15沖縄平和行進・東コースは、13日9時45分
辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前から座り込みの市民に見送られて、元気よく出発した。

DVC00025.JPG <東コース行進団、およそ500名で辺野古シュワブ・ゲート前をスタート>

 行進団は、まずシュワブゲートでデモ行進、座り込みのあと、午前9時から出発前のセレンニーを行った。

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DVC00063.JPG                 <ゲート前で、抗議、デモ、座り込む行進団>

DVC00066.JPG              <ゲート前のシンボル・島袋文子さんも行進団を激励>

DVC00046.JPG         <沖縄と同じく米軍基地を抱え、抵抗を続けている韓国からも30人が参加>

DVC00062.JPGDVC00040.JPGDVC00052.JPGDVC00045.JPGDVC00053.JPG          <ゲート前を埋め尽くした人々、見送る側も含めておよそ700名>

ゲート前では、この日もいつも通り座り込み抗議行動が続けられ、県内外から次々と参加者が訪れた。

ちなみに「5・15」とは、1972年の5月15日、沖縄が米軍施政権下から日本に復帰した日。今年44年目を迎えた。
米軍基地がそのまま残り、県民が望んだ内容の日本復帰ではなかった。
以後、復帰の日にちなみ、基地のない平和な沖縄を取り戻すことを目指し、毎年東、西、南の3か所から平和行進がスタートし、県内各地を歩き通す。今年は県外からも延べ700が参加する予定。

今年は、東コースが辺野古、西コースは読谷村、南コースは沖縄戦の激戦地・糸満からそれぞれスタートし、15日正午から県民集会が開かれる那覇市おもろまちの公園を目指す。

2016年5月14日リンクURL

金秀グループからカンパ~辺野古を闘う市民団体へ

沖縄県を代表する企業金秀グループは去る4月7日に恒例の新人研修の一環として、新入社員と役員およそ130人が辺野古の座り込み現場を訪れ、浜のテント村と、シュワブゲート前で、それぞれ座り込みの市民らから直接話を聞き、交流しました。

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金秀グループでは、毎年、全グループ企業合同の新入社員研修行事としての「新入社員ウォーカソン」と、同時に行なわれる同グループの執行役員以上を対象としたチャリティ基金造成のための「役員チャリティウォーカソン」が毎年実施されており、

参加者各々が歩いた距離1㎞毎に100円がチャリティ金として換算され、参加者が所属する企業がチャリティ金を提供。集まったチャリティ金は、これまでいろいろな社会活動に寄付されてきました。

今年はその一部が、辺野古研修の講師を務めた「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」代表の高里鈴代氏と、辺野古テント村のヘリ基地反対協代表・安次富浩氏に、「活動に役立ててください」と贈られたものです。

贈呈式が行われた、今日の辺野古浜テント村の様子。

DVC00017.JPG8年と4406日は およそ20年、なまなかの日数ではありません。

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雨模様の浜のテントから大浦湾を望む。スパット台船は解体撤去されたが、フロートはまだ引き上げられる様子はないという。天気が悪いため今日はカヌーは出ていないが、警備船が数隻動き回っていました。全く税金の無駄遣いもいいところです。

 

<注>ウォーカソン:ウオーキングとマラソンを合わせた造語。長距離を歩くことからできた言葉のようです。ちなみに金秀グループのチャリティ・ウォーカソンは、新入社員は33.1㌔、役員が21.1㌔を総勢200人が歩くということです。

 

2016年5月11日リンクURL

辺野古抵抗の歌⑧ ~やんばるの歌(心騒ぐ青春の歌)

辺野古ゲート前の座り込みの中で たくさんの抵抗の歌が生まれ、いまも日々生まれ続けている。作者はもちろんプロのミュージシャンもいるが、多くは座り込みに参加しているごく普通の人たちだ。

ゲート前で歌われる歌は単に勇ましく闘いを鼓舞するような歌だけではない。ユーモアあふれる風刺の利いた歌や、ロマンあふれれる歌がむしろ好まれる。
この歌もその一つ。ミスターゲート前の山城博治さんが大好きな歌の一つでもある。「やんばるの歌」

60年安保、70安保闘争の頃によく歌われたという「心さわぐ青春の歌」の辺野古版(替え歌)である。

DVC00031.JPG                    <歌うのはこの人・T Kさん>

 

一、我らの想いは それはただ一つ
    麗しのうちなぁ 非武の島よ
   海や森 空も澄めば
   わが心は やんばるの地に

二、 いかなる弾圧が 度重なるとも
   われらの友情は 永遠に変わらず
   海や森 空も澄めば
   わが心は やんばるの地に

三、 誰でも一度は 恋をするものさ
    嵐の中でも 恋は貫く
    海や森 空も澄めば
    わが心は やんばるの地に

胸がキュンとなるようなメロディ、ロマンあふれる歌詞に、切り裂かれる高江の森や生き物たち、埋め立てられようとしている大浦湾のサンゴやジュゴンへの想いが重なり、歌いながら大の男が涙顔になることも少なくない。

キャサリン

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「やんばる」は世界自然遺産の候補にもなっている生物多様性豊かな森や海。私たちは命の宝庫故郷・やんばるをこよなく愛する。

現世代はこの豊かな自然を、子や孫の未来世代に手渡す責務がある。ゆえに海を埋め立て森を破壊する新基地建設を止めるため、懸命に闘っている。

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山城博治さんもこの歌「山原の歌」が大好き、愛してやまない。いろいろな集会で情熱的に歌う山城さん。歌うことで自らを鼓舞し、人々を励ます。

 

2016年5月7日リンクURL