米国人の青年「責任を感じる…」~今日(6月24日)の辺野古

DVC00009.JPG 早朝の足(車)が確保できなかったので、今日は久しぶりに島ぐるみのバスで辺野古へ。
島ぐるみバスは、楽ちんでたのしいが、ゲート前が一番厳しい出勤時の米軍車両阻止行動に間に合わないのが残念。

11:20、ゲート前のテント村に着くと、入れ替わるように2台のバスがでていくところだった。関西から9条運動関連の仲間たち90人が、座り込みに参加したそうだ。

島ぐるみバスで、那覇から一緒に一人の米国人青年が来た。

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日本在住14年。現在名古屋に住み、平和運動や原発反対の活動にも参加しているという。
初めて来た沖縄で、「このように広大な米軍基地を、目の前で見たのははじめてだ。アメリカは世界中でたくさんの国に迷惑をかけている。米国人として、恥ずかしい。責任を…感じる…」と、声をつまらせながら、話した。これから数日間リュック一つで沖縄各地を回り、沖縄の人たちと触れ合いたいと、最後には笑顔を見せた。

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この日は、修学旅行の高校生が二組も辺野古を訪れた。
島根県の高校生21人。ステキなハーモニーで歌を歌ってくれた。アンコールの声に応えて、ビギンの「島人ぬ宝」を、みんなで一緒に歌った。この高校は毎年、沖縄へ平和学習にきている学校である。

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大阪の高校生は8人。「ここに来るまで何も知らなかった。テレビや新聞でみていてもよそ事だと思っていた。一時間ここに座っていて、皆さんの話を聞き、自分たちの将来にも関わることだと実感した。帰ったら家族や学校の後輩たちにも伝えたい。そして、自分たちにできることは何かを考え、行動していく。共に頑張りましょう!」と、力強く決意を表明。
頭の柔らかい若者たちは、心に響くものがあり納得すれば、すぐに変われる。頼もしい。

基地の中にも花は咲く。

DVC00017.JPG <アカバナー(沖縄在来のハイビスカス・仏桑華)>

2016年6月25日リンクURL