戦争に続く道をぼくは 歩まない。誰にも歩んでほしくない ~ 今日(1月31日)の辺野古

 今日は、前日までの寒さが嘘だったかのようなポカポカ陽気の一日だった。

 県庁前7時発の辺野古行きチャーターバスは久々の満席。北海道から参加の女性が三人。北海道9条の会で活動している方々で、いつもは辺野古へ若者を送り出すためのカンパ活動などをしているが、今回は、自分たちも行ってみたいとシニア世代二人が若者を伴って参加とのこと。

 辺野古へ到着すると、いつもの工事用ゲートからではなく、メインゲートから工事資材を積んだダンプが入って行くのが見えた。どうやら海側だけでなく、陸地の方でも、何らかの工事が行われているようだ。

7:40、今日一回目の座り込み。40数名が座り込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の辺野古はさながら若者デーのようだった。

 北海道からの若い女性に加えて、東京のある大学の学生が6人、辺野古へ通い続けるゼミの指導教官に伴われて参加。

 ギターを抱えた青年は、今月23日から辺野古へ通い続け、今日が最後の日なのでと、自作の歌と詩を披露した。自分の言葉で抵抗を示したいとして、自前のメッセージボードに刻まれた言葉は「戦争に続く道を僕は歩まない。誰にも歩んでほしくない」

 辺野古へやってくる若者は少ないが、それでも、やってくる若者たちは実にしなやかで豊かな感性の持ち主が多い。その一人海さんもしばらく辺野古を留守にしていたが、ひと月あまり台湾、韓国を歩いてきたそうで、今日辺野古へ帰ってきた。若い人が多いとそれだけで全体に活気が湧いてくる。

 今日2回目、正午前の座り込みは、さらに人数が増えて60名余が座り込んだ。

 昼食後の休憩時間に大浦湾側から海の工事の様子を見る機会が得られた。その模様は、後日別項でお伝えする。

 今日の辺野古は千客万来。スエーデンから3人の学者・研究者が辺野古へ。非暴力の抵抗が社会に与える影響を研究しているという大学の教授らで、いま沖縄で何が起きているのかを調査に。座り込みにも参加した。

 午後3時前、今日三回目の座り込み。

 水曜日は他の曜日に比べて参加者の多い方だが、いつにも増して今日は活気にあふれた心強い一日となった。

 今週土曜日は辺野古県民大行動も行われる。

 

 

 

2024年2月1日リンクURL